JAL(日本航空)のステイタスを保持すれば、たとえJALを利用しなくても、同じワンワールドアライアンスメンバーの航空会社であればラウンジを利用することができます。
その恩恵を預かれるのは主に国際線です。そしてステイタスはサファイア以上。
できればエメラルドに属するJMBダイヤモンドかJGCプレミアであればその威力はさらに増すでしょうね。
わたしがエメラルドを保持して一番メリットが大きなと感じたのはやはりこのラウンジサービス。
もちろん国内線でも羽田空港をはじめ、新千歳空港、伊丹空港などダイヤモンド・プレミアラウンジを利用することができます。
また、各空港のサクララウンジも当然ながら使えます。
それだけでなく、国際線の羽田空港、成田空港のJAL(日本航空)ファーストクラスラウンジ、冒頭にふれたワンワールドメンバーの各航空会社のラウンジが使えることでしょうか。
しかも、ステイタス自体は国内線で到達したとしても国際線利用時にも使えます。実際、わたし自身がその口ですからね。
国内のラウンジサービスも素晴しいのですが、やはり国際線のラウンジはのレベルが格段にあがりますよ!
場合によったら下手な高級ホテルのビュッフェを凌ぐレベルの料理が提供されます。
また、ドリンクもアルコール含め種類豊富で無料で提供されますからね!
やばいですよ、ほんと。
航空会社ラウンジとカードラウンジは違う!
こんな事を書くと自分もプラチナやゴールドカードを持っているからラウンジに入れるよ!
という方がいますが、またそれは全然ちがう別問題。
クレジットカード提示で入れるのは各種カード会社が提携して作ったラウンジであって、航空会社の上級会員が入れるラウンジとはまったく別物なんです!
提供されるサービスもまったくことなり、料理はおろかアルコールも有料の場合があったりと全然違います。
内装の造りも当然違いますし、一番はやはり利用する人数も全然違うことでしょうか!?
クレジットのプラチナ、ゴールドを保持している人は「ごまん」といますが、ステイタス保持者はそこまでいません。
そこがお金で買えるクレジットと実際に飛行機に乗らないと保持できないステイタスの違いでしょうね。
この違いを知らないで、よく航空会社ラウンジの受付でプラチナカードをチラつかせて意気揚々と乗り込んでくる人を見かけます。
そのカードじゃ入れませんから!!
航空会社ラウンジ
- 上級会員(ステイタス保持者)とその同伴1名程度が入室可能
- 当日の航空券を持っていないと入室できない。(搭乗クラスは関係なく例えエコノミーでも大丈夫)
- 高級ホテル並みのビュッフェ形式(もちろん無料)
- 各種アルコールも飲み放題(もちろん無料)
- ラウンジによったら職人やコックさんが目の前で料理を作ってくれる
- 内装も高級感あふれる
- 時間帯によったら混雑するが全体的に利用人数は少ない
- Wi-Fiは無料でがっつり飛んでいる(速度も速い)
- 電源は至るところにある
- シャワールームも無料(スパがあるところも)
カードラウンジ
- プラチナ・ゴールとカードを持っていれば本人のみ入室可能
- 当日の航空券をもっていないと入室できない
- 食事はおにぎり、パンなど軽食提供かまったくナシ
- ソフトドリンク数種は飲み放題。アルコールは有料の場合が多い
- 内装は簡素
- Wi-Fiは飛んでいる場合が多い(もしくは空港のWi-Fi)
- 全体的にどの時間も混雑し、席を確保するのに時間がかかる
その他にも航空会社のラウンジはチェックインカウンターから直結の場合も多く、入室が非常にスムーズです。
チェックインカウンター自体もステイタス保持者用の一般とは異なるので、空港に着いたらチェックイン、保安検査、出国手続き、ラウンジ利用までが一連になっていて時間も有効的に使えるんです。
なので、空港到着がギリギリになっても焦る必要はありません。
高級ホテル・高級レストランをしのぐサービス!
ラウンジが利用できるようになると何が違うのか?
それは空港で飲食店に入ってまで食事をしなくなることですね。だってラウンジでそれ以上の食事とドリンクが提供されるんですから。
先にもふれましたが、ラウンジによっては職人さんがいて寿司を握ってくれたり、コックさんが目の前で調理して食事を提供してくれます。
これだけの食事とドリンクを空港内の飲食店でしたら「いくら?」になるのっと何度思ったことか。。。
それがビュッフェ形式なので、お得度は計り知れませんね。
成田空港のJALファーストクラスラウンジで握ってもらったお寿司です。
こんな感じで食事とドリンクを好きなだけいただくことができます。
これだとほんと飲食店にお金を払ってまで「食事」をする気にはなれませんよね。
豪華な食事とアルコールもいただけて、出発前からいい気分になってしまいますよ。
まぁお金で買えないステイタスだからこそ、ここまでのサービスを航空会社は行うんでしょうね。
これまで利用した国際線ラウンジ(海外も含む)
ここからは実際にわたしが利用した国際線のラウンジをご紹介しましょう。
特徴としてはやはり、成田、羽田のラウンジ料理は最高に美味しいということ。海外はラウンジスペースが広いのと、内装が非常に豪華。あとディスプレイが日本のセンスとは違ってお洒落感がハンパないことですね。
それぞれに特徴があって、どれも楽しませてもらいましたよ。
JALファーストクラスラウンジ(成田国際空港)
特筆すべき点はなんといっても寿司職人がいることですね。目の前でトロや海老など好きなネタを握ってもらえます。
その他、ドリンクも充実しすぎていて、これまで利用したラウンジの中では最高峰に位置しますね。
関連記事:成田国際空港JALファーストクラスラウンジ!写真多数で紹介!
日本航空(JAL)ファーストクラスラウンジ(羽田空港)
羽田空港国際線ターミナルにあるJALファーストクラスラウンジ。成田空港よりだいぶ新しく、明るいラウンジです。
食事、ドリンクともに成田空港にはおよびません。ただ、コックさんが目の前でガレットを焼いて提供してくれますよ。
2つの食事に驚き!羽田空港国際線JALファーストクラスラウンジ!
あとはJALのビーフカレーもおすすめ。お肉がゴロゴロ入って濃厚でヤバイ美味さなんです。カレーは成田空港のラウンジでもいただけます。
関連記事:羽田空港国際線「JALファーストクラスラウンジ」を徹底解説!
ブリティッシュエアウェイズ・ファーストクラスラウンジ(ヒースロー空港・ターミナル3)
ワンワールドメンバーのブリティッシュ・エアウェイズを利用した際、イギリス・ヒースロー空港で利用しました。
このラウンジはとにかく広い!!ワンフロア全てがラウンジで、どこに座ろうか広すぎて迷うレベルです。
時間がなく、利用しませんでしたがスパも完備されていて、もうこのラウンジを目当てに半日前から空港に入りたくなるレベルです。個人的には内装No.1のラウンジ
関連記事:ヒースロー空港ターミナル3「ブリティッシュ・ラウンジ」徹底解説!
ワンワールドラウンジ(オランダ・スキポール空港)
こちらもワンワールドアライアンスメンバーのブリティッシュ・エアウェイズでオランダに寄った際に利用しました。
ラウンジ内はそこまで広くありません。食事も朝早いのもあってそこそこでしたが、ドリンクの種類が以上に多かったですね。
あとパンとスナックも豊富に提供されていましたよ。
関連記事:スキポール空港ワンワールドラウンジ!食事とドリンクを徹底解説!!
ワンワールドラウンジ(中国・北京首都国際空港)
さすが、中国のラウンジ。麺類と中華料理が大半でした。コックさんが料理を作ってくれます。
Wi-Fiも飛んでいますが、手続きが少し面倒でしたね。
関連記事:利用記!JAL搭乗で北京首都国際空港ラウンジ使ってみました!
KALラウンジ(成田国際空港)
韓国に行く際に利用したKALラウンジ。国際線ラウンジですが、ドリンク・食事ともに最低限のレベルでした。
内容的にはカードラウンジと同じレベルですかね。
関連記事:成田空港KALラウンジ食事とドリンク紹介!プライオリティパス利用
デルタスカイクラブラウンジ(成田空港)
中国南方航空を利用した際、提携してるということで案内されました。
食事、ドリンクともに驚くほどのレベルではありませんが、内装は明るくスタイリッシュ。
清潔感はかなり好感のもてるラウンジでしたよ!
関連記事:【成田国際空港】広い!デルタ・スカイクラブ・ラウンジ
いかがでした?
カードラウンジと航空会社のラウンジではまったく別物なんだという事がお分かりいただけたでしょうか?
お金で買えるラウンジと、飛行機に乗らなければ入ることができないラウンジ。航空会社もうまく顧客を取り込んでいますよね。
ここまで上質なサービスを一度受けてしまうとなかなか抜け出せないもの。
でも、そこが分かっていてもこのサービスは素晴しいものです。
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