あなたは「ローメン」という食べ物を知っているだろうか。ラーメンではない、ローメンだ。見た目はどちらかと言うと焼きそばに似ている。
長野県伊那地域特有の食べ物で、羊肉と野菜炒めに、蒸した中華麺を混ぜた料理なのだ。漢字で「炒肉麺」とも書き、なんとなくどんな料理か想像がつくだろう。羊肉が豚肉に変わったり、スープがあるもの、ないものなど店によって少しずつ具材や料理の手法は異なる。ラーメンでも焼きそばでもない、ローメン。
伊那市の中心地にある「うしお」というお店で頂いてきた。
●ローメン
昼時をちょっと過ぎた時間にお邪魔した。店には4組程度の先客がいたが、全てのテーブルにローメンが運ばれていた。さすが名物。みなローメンを食べに来てるのだ。
勿論わたしも迷わずローメンを注文。5〜6分後に早速運ばれてきた。
確かに太い。蒸して膨らんでるだけあるのだ。見た目から濃い味付けを想像したが、そんな事はない。むしろ薄目に感じた。まとわりつくような味付けではないのだ。ガッツリ食べるというものでもなく、ツマミといったイメージ。実際、ビールのアテとして食べる人も多いそうだ。
●支那そば(ラーメン)
店構え、店内雰囲気から支那そばも美味いのでは!?と直感的に感じた。上品な田舎そばだ。
麺も美味い。水がいいのかな。
スープも綺麗で澄み通っている。ほんと上品。
店内は老舗感が満載。ちょっとやそこらでは醸し出せない昭和な味があって落ち着く。
是非、あなたもローメン&支那そばを召し上がってみないだろうか。
コメント