誰もが一度は試みたことがあるだろう。。そう、ダイエット。
アナタも何度か挑戦したことがあるかもしれない。
早寝早起き、ダイエットは目標の定番と言える。
御多分に洩れず私も、年始の目標にしていた。
その目標数字は65キロ。
正月時点の体重が72キロだったので、数字にすると7キロの減量という事になる。
実は、その目標を3ヶ月で達成してしまった。昨日、体重計に乗ったら64.6キロだったのだ。
達成してしまったと書いたのは、今年1年間でそれくらい痩せられればいいや、と考えていたからだ。
しかし、自分でも驚くほど早いペースで痩せたと実感している。
体重が65キロを切っていたのは10年以上前の事だ。
それが3ヶ月で手に入るなんて。
これまでも何度かダイエットをしたことがある。しかし、三日坊主がいいところ。要は本気度がなかったのだ。
ここまで書くといかにもキツイ方法で痩せたんでは?と言われそうだが、そうではない。
やったことは、たった一つだけなのだ。
その一つも激しい運動を課したわけじゃない。誰でもできることだ。
嘘でもない、全て実話だ。
炭水化物を少なく。
さて、早速本題だ。ダイエットのためにたった一つだけやった事。
それは、「炭水化物を少なくした。」
それだけだ。
毎朝、ジョギングをしたわけでも、ヒーヒー言いながら重いバーベルを挙げ続けたわけでもない。米、パン、麺類などの炭水化物の量を減らしたのだ。
誤解しないで欲しい。全く取らないわけではない。量を減らしただけなのだ。
そして、その他の肉や魚の量はそれまでと全く同じ。
本当にダイエット前後で変えたことは、炭水化物の量だけなのだ。
減り方
どの様に減っていったのか。まずはグラフを見て欲しい。
これはiPhoneアプリのSimple Dietで日々記録したものだ。
2月中旬からしか見て取れないが、これ以前は68キロ台を揉み合っていた。
その後、67キロで揉み合い、それが66キロとなり、65キロとなり、今回64キロ台になったのだ。
要は順調に右肩下がりではなく、上下しながらそのランクが変わって来たことになる。
※体重計に乗るタイミングが一律でなかったのも影響している。
体の変化
7キロも減ると身体にも変化がある。まず、お腹の肉付きが全く変わった。それまでは下っ腹が少しポッコリしていたのだが、それが無くなったのだ。
筋トレもしていないのに薄っすら腹筋が浮いてきてお腹の皮が薄くなった感覚だ。
これは67キロあたりから現れた変化で、目に見えて変化したことで、それがまた続けるモチベーションになった。
これまで失敗した原因の一つとして、モチベーションが維持できなかったことが挙げられる。
続けなければ痩せられない。当たり前のことだ。しかし、これが一番重要にして一番難しいことだ。
炭水化物のカロリー
一般的な成人男性の摂取カロリーの目安が1800~2200kcal程度と言われている。
理論上、一日の摂取カロリーがこれより少ないと人は痩せていくことになる。
単純に足し算・引き算の世界だ。
そして炭水化物のそれぞれのカロリーは大体下記の通り。
- ごはん茶碗一杯:250kcal
- カツカレー:950kcal
- 寿司(1人前):500kcal
- パスタ:700kcal
どうだろう。私たちが思ってる以上に炭水化物のカロリーは高いのである。
よくタバコや酒を止めた人が人が太ったという話を耳にするが、それはごはんが美味しく感じられ、茶碗2杯、3杯と食べてしまうからだ。
茶碗2杯を食べるとそれだけで500kcalも摂取することになる。
もちろんご飯だけを食べてるわけではないだろう。おかずやお酒だって飲むのだ。そうこうしてると簡単に一日の摂取カロリーなんてオーバーしてしまうのだ。
ではどうするか?
逆に考えてカロリーの高いところから減らす。ビール1本(350ml=150cal)減らすよりもご飯を減らすのだ。
ダイエットだけじゃない。なんだってそうだろう、細かいところを攻めていると疲れてしまう。
そうであるなら一番大きいところをまずは攻める。
その方が効果が大きいことは明白だ。
ダイエットの進め方
ここまで読んで「よし自分も!」と思ったアナタ。ちょっと待って欲しい。
一つだけ気をつけて欲しいことがある。
それは一気にやらないこと。
意気込んでご飯の量を一気に減らしたり、または全く取るのを止めるという事はしないで頂きたい。
理由は簡単だ。続かないから。
当初はモチベーションも高く始められるかもしれないが、時間が経つにつれ続かなくなるだろう。
なぜなら人間は習慣の生き物だし、そんなに簡単には変えられないからだ。
ではどうするか。
少しずつ量を減らすのである。今までの量を100とするなら、1日目は90、2日目は80と徐々に減らしていくのだ。そうして最終的に50ぐらいまで持っていき、それを習慣化するのだ。
50という事はそれまでの半分ということになる。それで十分だ。
全く炭水化物を取らないというのも危険だし。無理に0まで持っていく必要は全く無いのだ。
リバウンドしないために、一生この方法を続けなければならないのだ。
その為には、「炭水化物の量をこれまでの半分を当たり前にする。」
そのステップを今踏んでいる。そういう認識が重要なのだ。
それを続けられれば、実際に痩せられるということになるし、現に私はそうして痩せてみた。
いかがだろう?雑駁だがこれが私の3ヶ月間のダイエットの軌跡である。
すでに自分の中ではダイエットという認識は薄れ、この生活が当たり前になりつつある。
そうなれば継続的に続けることができる。なぜなら習慣化されたからだ。
どんな効果のあるダイエット食品でもそれに頼りっきりだと、それ無しではダイエットできないことになる。
一生それを買い続けないといけないし、そのダイエット食品がずっと販売されるという保証もどこにもない。
であるならば、自分自身のみで行えるダイエット方法を探すべきではないのか。
そう思うのだ。
その中で「炭水化物ダイエット」は、人間の基本中の基本を見直せば、誰にでもできるダイエットだと思うし、その効果を実感している。
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