スマホを使おうとしたら、まさかの充電ができていない……。
そんな経験は誰にでも一度はあるのではないでしょうか?
本記事では、スマホが急に充電できなくなったときに考えられる原因と、それぞれの具体的な対処法を解説します。
iPhone・Androidのどちらにも対応した内容なので、ぜひチェックしてみてください。
まずは落ち着いて状況を確認しよう
本体が発熱していないか確認
スマホが異常に熱くなっている場合、内部で安全機能が働き、充電が一時的に停止されることがあります。
発熱は過充電や重いアプリの使用、直射日光の影響などでも起こるため注意が必要です。
熱がこもったままだとスマホのバッテリー寿命にも悪影響を及ぼすため、冷却は非常に重要です。
その場合は一度電源を切り、冷却を優先してください。
ケースを外して風通しの良い場所に置くだけでも冷却効果があります。
再起動してみる
一時的なソフトウェアの不具合で充電がうまくいかないことがあります。
特にOSやアプリのアップデート後に不安定になることもあるため、一度再起動してから、改めて充電を試してみましょう。
再起動によって不要なバックグラウンドプロセスが終了し、充電制御機能が正常に戻ることもあります。
一見関係なさそうに見えても、再起動で解決することは多いのでまず試してみましょう。
充電器やケーブルの異常をチェック
他のケーブル・アダプタを試す
ケーブルやアダプタ自体が壊れているケースも多いため、別のものと交換してみるのが有効です。
特に100円均一で購入したケーブルは断線しやすいため注意が必要です。
純正または認証品の使用がおすすめで、端子が曲がっていたりサビていたりするだけでも正常に充電されない場合があります。
家族や友人のケーブルを借りて試してみるのも、原因の切り分けに役立ちます。
USBポート・コンセントの確認
充電用のUSBポートやコンセントが機能していないこともあります。
他のポートや電源に差し替えて確認しましょう。
電源タップのスイッチがオフになっている、ブレーカーが落ちているなどの見落としも多いポイントです。
ノートパソコンからのUSB給電も十分な電力が供給されていない場合がありますので注意してください。
スマホ本体の問題を疑う場合
充電口(コネクタ)のゴミ詰まり
スマホの充電口にホコリやゴミが溜まっていると、接触不良が起きて充電できない場合があります。
ブラシや爪楊枝などで優しく掃除すると改善することがあります(※故障防止のため慎重に)。
エアダスターを使って軽く吹き飛ばすのも効果的ですが、力を入れすぎると端子を傷める可能性があるため要注意です。
日常的にポケットやバッグに入れているスマホは特にホコリが溜まりやすいので、定期的な点検が必要です。
OSやアプリの不具合
アップデート直後や一部のアプリが悪さをしている可能性もあります。
セーフモードや最新のOS更新で改善される場合があります。
特にバッテリー制御に関連するアプリや省電力モードが干渉していることもあるため、設定の見直しもおすすめです。
セーフモードで正常に充電される場合は、インストールしたアプリが原因の可能性が高くなります。
どうしても直らないときの対応
メーカーサポートに連絡
自力で解決できない場合は、Appleサポートや各Androidメーカーのカスタマーセンターに相談しましょう。
保証期間内であれば無償修理となる場合もあります。
店頭に行かなくてもチャットや電話で相談できる窓口も増えているので、すぐに確認することができます。
修理前にデータのバックアップを取ることも忘れないようにしましょう。
バッテリー劣化の可能性
スマホのバッテリーは消耗品です。2〜3年使っていると劣化が進み、充電されにくくなります。
バッテリー診断アプリや修理店での診断を受けると安心です。
バッテリーの最大容量が80%以下になると、充電の効率が極端に悪くなることがあります。
モバイルバッテリーで充電しても電源が入らない場合、バッテリー交換の検討も必要です。
まとめ:原因を一つずつ潰そう
スマホが充電できない原因は、ケーブルや電源などの外的要因から、スマホ内部の故障やソフトウェアの問題までさまざまです。
焦らず一つずつ原因を切り分けて対処することで、復旧できる可能性が高くなります。
今回ご紹介した手順を順に試してみれば、多くのケースで改善が期待できます。
日頃から充電器の状態を確認し、こまめなバックアップやメンテナンスも意識しておくと安心です。
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