楽天モバイルの解約・返却・違約金まとめ|乗り換え前に必ず知っておきたい注意点

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結論:番号を残さずに解約する方法と、番号を保ったまま他社へ移るMNP転出では、手順や注意点が異なります。

楽天モバイルは原則としてMNP転出手数料は0円です。SIMカードは返却不要の扱いで、物理SIMは自治体ルールに沿って破棄し、eSIMは端末から削除します。

解約手続きは即時に回線が停止しますので、取り消しができない点にご注意ください。解約月の基本料金は日割りではなく、当月のデータ利用量の帯に応じて計算されます。

1. 「解約」と「MNP転出」の違い

項目 解約(番号消滅) MNP転出(番号を他社へ)
電話番号 消滅します 引き継ぎます
タイミング 申込後すぐに停止することがあります 乗り換え先で開通した時点で自動的に楽天が解約されます
おすすめの人 番号を使わない/契約自体をやめたい 番号を変えたくない/すぐに使い続けたい

2. 費用と請求の考え方

基本MNP転出手数料

楽天モバイルのMNP転出手数料は原則0円です。乗り換え先で別途事務手数料が必要な場合は、そちらの案内に従います。

解約月料金の扱い

解約月の基本料金は日割りではありません。楽天モバイルは従量制のため、当月に実際に使ったデータ量の帯(〜3GB/〜20GB/20GB超)で請求されます。

その他諸費用

SIM再発行・各種オプションなど、個別の手数料が発生する場合があります。最新の公式ページでご確認ください。

※キャンペーンやプログラム適用による「実質」表記は、ポイント進呈や条件に依存します。解約・乗り換え前に、終了後の料金や特典の喪失有無を必ず確認しておくと安心です。

3. ベストなタイミングの考え方

  • 日割りではないため、月途中で解約しても料金は当月のデータ利用量で決まります。月末駆け込みよりも、直前に大容量を使って上位帯に上がらないことを意識したほうが節約になります。
  • MNPの場合は、先に乗り換え先を開通させてから楽天側が自動解約となる流れが安全です。通信の空白期間を作らずに移行できます。

4. 手続き手順(画面の流れ)

A)番号を残さず解約する場合(Web/アプリ)

  1. my 楽天モバイルにログインします。
  2. 契約プラン → その他のお手続き → 各種手続きへ進む → 解約の順に進みます。
  3. 注意事項を確認し、ワンタイムパスコード認証後に申込みを確定します。
  4. 完了メールを受信したら、すぐに回線が停止します。取り消しはできません。

B)番号を保ってMNP転出する場合

  1. 乗り換え先の申込画面で「楽天モバイルから乗り換え」を選びます。
  2. 多くの事業者はMNPワンストップに対応しており、MNP予約番号なしでそのまま手続きできます。
  3. ワンストップ非対応の事業者に乗り換える場合は、my 楽天モバイルでMNP予約番号を発行して入力します。
  4. 乗り換え先での開通完了=楽天の自動解約です。空白期間を避けるため、端末・SIM/eSIM・Wi-Fi環境をあらかじめ準備しておきます。

5. SIMカードの返却とeSIMの削除

物理SIM:楽天モバイルでは返却は不要です。個人情報保護の観点から、はさみでカットするなどして自治体の分別ルールに沿って廃棄してください。

eSIM:端末設定からモバイル通信プランを削除します。iPhone/Androidともに「モバイル通信(回線)」の項目で削除できます。

6. 端末代・オプション・プログラムの扱い

  • 端末の分割代金:回線を解約しても、クレジットカード会社の分割請求はそのまま継続します。早期完済の相談はカード会社で行います。
  • 保証や端末プログラム:回線解約で自動的に解約されないオプションがあります。オプション解約ページや各プログラムの案内を確認し、必要なら別途手続きを行ってください。

7. 初期契約解除(8日以内)の使い方

通信サービスの初期契約解除制度を利用できる場合があります。起算日から8日以内に、所定の方法(多くは書面の郵送)で申し出ます。SIMの扱い・請求の範囲は案内に従ってください。通常の解約とは手順が異なりますので、事前に最新ガイドを確認していただくと安心です。

8. よくある落とし穴と対策

  • 解約直後に「回線が使えない」:解約は即時停止が基本です。番号を残したい方はMNPで移行しましょう。
  • オプションの解約漏れ:保証や端末プログラムは別途解約が必要な場合があります。必ず各ページで手続きを確認してください。
  • データ量の使い過ぎ:解約直前の大容量通信で上位の料金帯に上がることがあります。移行前のダウンロードやバックアップはWi-Fiで行いましょう。
  • 二段階認証の移行忘れ:銀行・SNSなどの認証アプリやSMS認証先の電話番号を、解約前に移しておきます。

9. 最終チェックリスト

  1. 今回は解約なのか、MNP転出なのかを明確にします。
  2. MNPならワンストップ対応か確認し、非対応なら予約番号を発行します。
  3. 移行当日の端末・SIM/eSIM・Wi-Fiを準備します。
  4. オプション(保証/端末プログラム)の解約要否を確認します。
  5. 二段階認証・Rakuten Linkのデータなど、必要な情報をバックアップします。

内部リンク:
▶ 乗り換え(MNP)完全ガイド|eSIM/物理SIMの手順
▶ キャンペーン最新まとめと活用術

※本記事は2025-10-19時点の一般的な案内をもとに作成しています。手数料・条件・画面表示は予告なく変更されることがあります。実際の手続き前に、必ず楽天モバイル公式サイトの最新情報をご確認ください。

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