「ポイ活はしているけど、ポイントがバラバラに貯まっていてJALマイルにぜんぜんつながらない…」
「JALマイル貯め方を調べても、カードやフライトの話ばかりで、ポイントの活かし方がよく分からない…」
そんなモヤモヤを感じていないでしょうか。
実は、共通ポイントやポイントサイトをJALマイルに“一本化”していくと、フライトやカード利用だけでは届かなかったペースまで、マイルの貯まり方を一気に引き上げることができます。
目標は、ポイ活部分だけで月5000マイル前後を上乗せすること。年間にすると約6万マイル相当で、家族旅行や国際線にも十分手が届くレベルです。
これまでの記事では、全体像をJALマイル貯め方完全ガイドで、基本戦略をJALマイル貯め方3つの鉄則で、カード選びをJALマイル貯め方とJALカード選び完全解説で整理してきました。
今回はその中でも、ポイ活・共通ポイントに特化したJALマイル貯め方を、初心者でもすぐ真似できるレベルまでかみ砕いて解説します。
読み終えるころには、「今バラバラに貯まっているポイントをこうやってJALマイルに寄せればいいのか」「この組み合わせなら自分でも月5000マイルいけそうだ」という具体的なイメージが持てるようになるはずです。ぜひ、ご自身のポイ活状況に重ねながら読んでみてください。
ポイ活でJALマイルを増やす全体像
ポイ活で月5000マイル上乗せのイメージ
JALマイル貯め方にポイ活を組み込むとき、いきなり「月5000マイル!」と聞くと、なんだかハードルが高く感じるかもしれません。ですが、内訳を分解してみると、実はそこまで無茶な数字ではありません。
例えば、共通ポイントからの交換で月2000マイル前後、ポイントサイト案件で月2000マイル前後、ネット通販や電子マネー決済で月1000マイル前後――といったイメージです。どこかひとつでドカンと稼ぐのではなく、いくつかのポイント源を組み合わせて合計5000マイルを目指すのが現実的なやり方です。
大事なのは、「毎月かならず5000マイル稼がないといけない」と自分を追い込むことではありません。忙しい月は少なくてもOK、その代わりに時間のある月に少し頑張って平均値として月5000マイル前後になれば合格、くらいの感覚で考えると続けやすくなります。
点在するポイントをJALマイル貯め方に組み込む
多くの人がつまずくのは、ポイントそのものではなく「散らばり」です。スーパーのポイント、ドラッグストアのポイント、各種アプリのポイント…と、少しずつ貯まってはいるものの、どれもJALマイル貯め方という視点では力不足なまま終わってしまいがちです。
ここで発想を変えて、「JALマイルに変えられるポイントだけを育てる」と決めてしまうと、一気にシンプルになります。Pontaポイントやdポイントのように、JALマイルへの交換ルートを持つポイントを優先し、それ以外は「その場で消費するポイント」と割り切ってしまうイメージです。
この「ポイントの役割分担」を決めるだけでも、毎月のポイ活がJALマイル貯め方の一部として機能し始めます。まずは、自分が今どんなポイントを持っているのか、一度棚卸ししてみることから始めてみましょう。
ポイ活の前提:カードとJMB登録は整えておく
ポイ活を真剣にJALマイル貯め方に組み込む前提として、JMB(マイレージバンク)番号とJALカードの準備はほぼ必須です。JMB番号がなければマイル口座が作れませんし、JALカードがなければ、せっかく交換したマイルを日常のショッピングマイルと連携させにくくなります。
まだ全体像があやふやな場合は、先にJALマイル貯め方完全ガイドとJALマイル貯め方とJALカード選び完全解説を一度読んでおくと、「なぜカードとポイ活をセットで考えるのか」が腑に落ちやすくなります。
準備ができたら、いよいよ共通ポイントやポイントサイトを、具体的にJALマイル貯め方へと接続していきましょう。
共通ポイントからJALマイルへの基本ルート
Ponta・dポイントなど代表的なルートを押さえる
共通ポイントからJALマイルに交換できるルートはいくつか存在します。代表例として名前を挙げておくと、Pontaポイント、dポイント、電子マネー系ポイントなどがあります(細かな条件やレートは必ず公式サイトで確認してください)。
ここで大事なのは、全部を完璧に覚えることではなく、「自分が普段よく使うポイント」→「JALマイル」の流れだけをしっかり押さえることです。たとえば、コンビニやドラッグストアで自然とPontaポイントが貯まっているなら、そのルートを太くする。ケータイがdポイント系なら、そのルートを太くする。そうやって自分にとっての“メイン通貨”を決めていくイメージです。
普段あまり使わない共通ポイントまで無理に手を出すと、管理が煩雑になってしまい逆効果です。まずはひとつ、次にふたつと、少数精鋭のポイントだけをJALマイル貯め方の主力メンバーに育てていきましょう。
交換レートと「損しない基準」の考え方
共通ポイントからJALマイルへ交換する際に気になるのが、交換レートです。「1ポイント=0.5マイル」「2ポイント=1マイル」といった形で、ポイントの価値が目減りしてしまうケースもあります。
ここでの考え方のコツは、「ポイントをそのまま使う場合の価値」と「JALマイルにした場合の価値」を比較することです。例えば、1ポイント=1円として使えるポイントを1ポイント=0.5マイルでJALに交換するなら、マイルを1マイルあたり2円以上の価値で使えればプラス、1円程度の価値でしか使えないならマイナス、とざっくり判断できます。
マイルの価値はJALマイル貯め方と使い方徹底ガイドでも解説したように使い方次第で変わりますが、いつもきっちり計算する必要はありません。「このポイントはJALマイルに変えた方がワクワクする」「このポイントはそのまま日常の値引きに使った方が気楽」くらいの基準で決めても十分です。
共通ポイントでどれくらいマイルが増えるかシミュレーション
具体的なイメージが持てるように、共通ポイントからの交換でどれくらいJALマイルを増やせるかをざっくりシミュレーションしてみます。
たとえば、毎月の買い物やケータイ料金で
・Pontaポイント:月500ポイント
・dポイント:月500ポイント
が貯まるとします。合計1000ポイントを「1ポイント=0.5マイル」で交換できると仮定すると、月500マイル、年間6000マイル。さらに、キャンペーンやボーナスポイントで月1000ポイントに届けば、年間1万2000マイル前後も見えてきます。
これに、後述するポイントサイト案件やネット通販でのポイントを上乗せしていけば、「共通ポイントだけで年間2万マイル前後」というラインも決して非現実的ではありません。JALマイル貯め方全体の中で、共通ポイント部分は静かに効いてくる縁の下の力持ちと考えておきましょう。
ポイントサイトを使ったJALマイル貯め方
ポイントサイト経由の申込みで「マイル源」を作る
ポイントサイトは、JALマイル貯め方における“イベントブースト”のような存在です。クレジットカード発行、証券口座開設、保険相談、動画配信サービスなどの申込みをポイントサイト経由で行うと、大量のポイントがもらえることがあります。
例えば、クレジットカードを1枚作るだけで数千〜1万ポイント以上つく案件もあり、それを共通ポイント経由でJALマイルに交換すれば、一気に数千マイル単位で増やすことができます。通常のショッピングマイルではなかなか届かないペースなので、「たまに使う必殺技」として押さえておく価値は大きいです。
ただし、ポイントサイトも「やればやるほど良い」というものではなく、あくまで自分が本当に必要なサービスだけを経由するのが鉄則です。使わないカードやサービスを無理に申し込んでも、結局は管理の負担になってしまいます。
クレジットカード・証券・通信など高額案件の選び方
ポイントサイトの中でも、特にポイント単価が高いのがクレジットカード・証券口座・通信回線などの案件です。とはいえ、片っ端から申し込むのはNGなので、選び方の軸を決めておくことが重要です。
例えば、クレジットカードなら「今後メインで使う可能性があるもの」「JALマイル貯め方と相性の良いもの」を優先する。証券口座なら「つみたてNISAや投資を始めるきっかけにできそうなもの」を選ぶ。通信回線なら「料金や速度など、条件面でも乗り換える価値があるもの」を検討する――といった具合です。
ポイントサイトは、あくまで「どうせやるなら経由しておく」という発想が大事です。マイルやポイントが先に立ちすぎると、生活そのものがポイントに振り回されてしまうので、「生活の見直し+マイルのブースト」というバランスを意識しておきましょう。
「やりすぎない」ためのルールと注意点
ポイントサイトを使ったJALマイル貯め方で、いちばん気をつけたいのがやりすぎ問題です。短期間に多くのクレジットカードを申し込めば、信用情報に影響する可能性もありますし、使わない口座やサービスが増えれば、その管理だけで疲れてしまいます。
そこで、あらかじめ自分なりのルールを決めておきましょう。例えば、
・クレジットカードは「年◯枚まで」
・証券口座は「メイン+サブの◯社まで」
・毎月こなす案件は「1〜2件まで」
といったように、量に上限を設けておくのがおすすめです。
JALマイル貯め方は、短距離走ではなく長距離走です。ポイントサイトはあくまでアクセルの一つであり、それだけに頼らなくてもマイルが増えていくような土台(カード・共通ポイント・日常の支出)を作っておくことが、本当の意味での「効率の良いポイ活」につながります。
日常のキャッシュレス決済とJALマイル連携
QRコード決済・電子マネーとJALマイルの関係
最近は、QRコード決済や電子マネーを使う機会も増えました。ここでもJALマイル貯め方につなげる工夫ができます。
基本の考え方は、「JALカード→電子マネーにチャージ→買い物」という二段階構造です。チャージ時にJALカードのショッピングマイルがつき、支払い時に電子マネー側のポイントがつくなら、それを共通ポイント経由でJALマイルへ――という流れを作ることができます。
すべての決済方法がJALマイル向きとは限りませんが、「このQRコード決済はJALカードとの相性が良い」「この電子マネーはポイントをJALに寄せられる」といった自分なりの“推し決済”を2〜3個決めておくと、普段の買い物がそのままマイルに変わっていきます。
オンラインショッピングモールの「二重取り」を活用
ネット通販をよく使うなら、オンラインショッピングモール経由のポイント二重取りは外せません。JALが運営するマイルモールや、ポイントサイト経由などを挟むことで、
・モール利用によるポイント(またはマイル)
・決済に使うJALカードのショッピングマイル
のダブルでポイント・マイルを受け取れるケースがあります。
やり方はシンプルで、欲しい商品を直接検索するのではなく、まずモールにアクセスしてからAmazonや楽天市場などに飛ぶだけです。ひと手間かかりますが、「ネット通販=必ずモールを経由する」という習慣さえつけば、年間で見たときにかなりの差になります。
ネット通販を多用する人ほど、この「二重取り」をJALマイル貯め方の標準ルートとして組み込んでおくと、ポイ活効果が一段階上がります。
家族でポイ活情報をシェアする仕組みづくり
ポイ活と聞くと、どうしても「一人でコツコツやるもの」というイメージが強いかもしれませんが、家族で情報をシェアする仕組みを作ると効率が一気に上がります。
例えば、
・家族LINEやノートに「今月のおすすめ案件」を共有する
・共通ポイントのIDとパスワードを安全な形で家族と共有する
・JALマイルに寄せるポイントと、そのまま使うポイントを家族で決める
といった形で、「誰かが見つけたお得情報」を家族全員で活かせるようにしておくのです。
家族全体での貯め方は、別記事のJALマイル貯め方|家族で年間5万マイル貯める現実的な完全解説でも詳しく解説しています。ポイ活も含めて“家族戦”にしてしまえば、月5000マイル上乗せはむしろ現実的な数字になっていきます。
月5000マイルを現実にする具体プラン
固定費・日常支出・ポイ活の組み合わせ例
ここまでの内容を組み合わせると、月5000マイル上乗せは次のようなイメージで達成できます。
・共通ポイント(Ponta・dポイントなど):月2000マイル相当
・ネット通販+モール経由:月500〜1000マイル相当
・ポイントサイト案件:月1000〜2000マイル相当
・電子マネー・キャッシュレス決済の工夫:月500マイル相当
すべての月でこの通りにいかなくても構いませんが、平均としてこれに近いペースを維持できれば、年間で約6万マイル。さらにJALカードのショッピングマイルやフライトマイルを足せば、JALマイル貯め方全体のスピードは“別次元”になります。
無理に全部やろうとせず、「今すぐできるもの」「少し慣れたらやるもの」といった優先順位をつけて、少しずつ組み込んでいくのがコツです。
ライフスタイル別の優先度づけ(会社員・主婦・フリーランスなど)
同じJALマイル貯め方といっても、向いているポイ活のスタイルは人それぞれです。
・会社員
→ 通勤途中のコンビニ・ランチ・ネット通販の比重が高め。共通ポイント+モール経由を重視。
・専業主婦(夫)・主婦(夫)パート
→ スーパー・ドラッグストア・ネットスーパーなどの比重が高め。共通ポイント+キャッシュレス決済連携を中心に。
・フリーランス・個人事業主
→ 通信費・サブスク・備品・出張など経費支出が多め。ポイントサイト案件+ネット通販の最適化で一気に伸ばせる余地大。
自分がどのタイプに近いかを考え、「どこで一番ポイントを発生させやすいか」を把握しておくと、少ない労力で月5000マイルに近づけます。
失敗しがちなパターンとセルフチェックリスト
最後に、ポイ活をJALマイル貯め方に組み込むときの、よくある失敗パターンを挙げておきます。
・あれこれ手を出しすぎて、ポイントやIDが管理不能になる
・マイル換算で損なルートなのに、なんとなく交換してしまう
・ポイ活に時間をかけすぎて、生活や本業がおろそかになる
・有効期限を忘れてポイント・マイルを失効させてしまう
これを防ぐために、
- 「JALマイルに寄せるポイント」は2〜3種類に絞れているか
- ポイントサイトで「本当に必要な案件」だけを選べているか
- 毎月または毎季度のマイル・ポイント残高をチェックしているか
- 有効期限の近いポイント・マイルのリストを把握しているか
といったセルフチェックを、ぜひ習慣にしてみてください。
まとめ|ポイ活と共通ポイントを味方にすればJALマイルは加速する
JALマイル貯め方のなかでも、ポイ活と共通ポイントの活用は「やる・やらない」で数年後の差が大きく変わるパートです。JALカードやフライトで貯めるマイルに、共通ポイントからの月2000マイル、ポイントサイトからの月2000マイル、キャッシュレス決済からの月1000マイルを上乗せできれば、「月5000マイル上乗せ」は決して夢ではありません。
まずは、自分がどんなポイントを持っているか棚卸しし、「JALマイルに寄せるポイント」を2〜3種類に絞ることから始めてみましょう。そのうえで、JALマイル貯め方3つの鉄則で紹介した「支出の集約」「ポイントの集約」「キャンペーン活用」の考え方をポイ活にも当てはめていけば、マイルの貯まり方は確実に変わってきます。
全体像はJALマイル貯め方完全ガイド、カード戦略はJALマイル貯め方とJALカード選び完全解説、家族や出張との組み合わせは家族で年間5万マイル貯める方法や出張・単身赴任で年間7万マイル貯めるコツも参考にしつつ、あなたのライフスタイルにぴったりのポイ活×JALマイル戦略を育てていってください。
日々の小さな「ポイント」が、気づけば大きな「マイル」となり、あなたと家族を思いがけない場所まで連れて行ってくれます。

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