JALマイル貯め方|家族で年間5万マイル貯める現実的な完全解説

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「自分1人だとJALマイルはあまり貯まらないけれど、家族全員の支払いをまとめればかなり貯まりそう…」と感じている方は多いと思います。

実はJALマイル貯め方は、1人でコツコツ貯めるよりも、家族で仕組みを作ってしまった方が伸びが圧倒的に早くなります。

これまでの記事では、まず全体像をJALマイル貯め方完全ガイドで、陸マイラー向けの基本戦略をJALマイル貯め方3つの鉄則で、さらにカード選びをJALマイル貯め方とJALカード選び完全解説、使い方をJALマイル貯め方と使い方徹底ガイドとして整理してきました。

今回はその応用編として、「家族で年間5万マイル」を現実的に目指すためのJALマイル貯め方・仕組み作りにフォーカスします。

読み終えるころには、「うちの家計なら、このやり方で5万マイルが見えてくる」「家族旅行を毎年マイルで賄えそう」という具体的なイメージが持てるはずです。

ぜひ、ご家庭の状況に当てはめながら、あなただけの家族で貯めるJALマイル貯め方を一緒に組み立てていきましょう。

 

家族で実践するJALマイル貯め方の全体像

なぜ「家族で貯める」とマイルが一気に増えるのか

JALマイル貯め方を家族単位で考える最大のメリットは、とにかく「決済額のボリューム」が違うことです。
1人暮らしと比べて、家族世帯は食費・日用品・教育費・交通費などの支出が大きく、そのぶんカード払いに切り替えられる金額も増えていきます。

例えば、夫婦+子ども2人の4人家族なら、
・食費・日用品だけで月7〜8万円
・スマホ・ネット・光熱費などの固定費で月5〜6万円
・ガソリン代やレジャー費などで月数万円
といったイメージになることが多く、トータルのカード決済額は月15〜20万円になることも珍しくありません。

この「家計全体の支払い」をうまくJALカード+家族カードに集約できれば、ショッピングマイルだけで年間2〜3万マイル前後、そこにフライトやポイント交換・キャンペーンを乗せることで年間5万マイルが現実味を帯びてきます。

 

まずはゴール設定:5万マイルで何をしたいか決める

家族でJALマイルを貯めるなら、最初に決めておきたいのが「5万マイルで何をするか」です。
例えば、
・毎年の家族国内旅行をマイルで賄う
・2〜3年に一度、家族で海外旅行(アジアやハワイ)を狙う
・親だけビジネスクラス、子どもはエコノミーでメリハリをつける
など、いくつかパターンが考えられます。

ゴールが決まると、「1年でどれくらい貯めれば良いか」「何年計画でいくか」が決まり、JALマイル貯め方の戦略が一気にシンプルになります。
全体の貯め方と使い方のイメージは、改めてJALマイル貯め方完全ガイドJALマイル貯め方と使い方徹底ガイドも併せてチェックしてみてください。

 

個人戦から「家族戦」へ:役割分担を決める

家族でマイルを貯めるときは、役割分担を決めておくとスムーズです。
例えば、
・メインカードの名義人(多くは世帯主)が「マイル口座の管理担当」
・パートナーが「日常の支払いを家族カードに集約する担当」
・マメな家族が「ポイントサイト・キャンペーン情報収集担当」
といった形で、ざっくり担当を決めておくと、誰か1人に負担が集中しにくくなります。

JALマイル貯め方は、細かいテクニックよりも「続けられる仕組み」が大事です。
最初に家族でルールと役割を共有しておくことで、年間5万マイルへの道のりがグッと楽になります。

 

ステップ1:家計の見える化と支払いの整理

まずは家計の「支出マップ」を作る

家族でJALマイル貯め方を始めるときに、いきなりカードを増やすのはおすすめしません。
最初にやるべきは、「家計の支出マップ」を作ることです。ざっくりで構わないので、
・毎月の固定費(家賃・住宅ローン・スマホ・ネット・光熱費・保険料など)
・食費・日用品などの生活費
・子どもの教育費・習い事
・ガソリン・交通費・レジャー費
など、どこにいくら出ているのかを書き出してみましょう。

書き出してみると、「ここはすでにカード払い」「ここはまだ現金払い」という違いが見えてきます。
この一覧表こそが、家族でのJALマイル貯め方の“宝の地図”になります。

 

固定費をJALカード払いに切り替えてベースマイルを作る

支出マップができたら、次は固定費の見直しです。
・スマホ・インターネット
・電気・ガス・水道
・生命保険・自動車保険
・サブスク(動画・音楽・クラウドサービスなど)
など、毎月必ず発生する支払いを、可能な限りJALカード払いに変更していきます。

例えば、固定費の合計が月7万円なら、年間84万円の支払い。
ショッピングマイル付与率1%の場合、固定費だけで年間約8,400マイルが自動的に貯まる計算です。
ここに家族カードや日常の支出を加えれば、ベースマイルだけで1万〜1万5千マイルも十分狙えます。

この「固定費のカード払い」は、一度設定すればあとはほぼ放置でOKです。
JALマイル貯め方の土台として、最優先で手をつけたいステップです。

 

現金払いを減らす「家族ルール」を決める

固定費の次は、コンビニ・スーパー・ドラッグストア・外食などの日常の変動費です。
ここをどこまでJALカードに寄せるかは、まさに家族ルール次第です。

例えば、
・500円以上の買い物は基本JALカード(or 家族カード)払い
・コンビニ・スーパーでは極力キャッシュレス決済を使う
・現金しか使えないお店は、月◯円までとざっくり決めておく
など、無理のない範囲でルールを作っておきます。

「全部カードにしなきゃ!」と力みすぎるとストレスになるので、最初は7〜8割を目標にして、徐々にカード払いの比率を増やしていくイメージがおすすめです。
この日常の工夫が、年間のJALマイル貯め方にじわじわ効いてきます。

 

ステップ2:家族カードと家族プログラムでブースト

家族カードで支出を「一点集中」させる

家族でJALマイルを貯めるなら、家族カードの活用はほぼ必須と言っていいレベルです。
メインのJALカード(本会員)に対して、配偶者や家族のカードを発行し、すべての利用分がひとつのマイル口座に貯まるようにします。

例えば、夫婦それぞれが月7万円ずつカードを使えば、合計で月14万円、年間168万円の決済です。
ショッピングマイル1%で計算すると、それだけで約16,800マイル
子どもの教育費やガソリン代なども含めれば、年間カード決済が200万円を超え、ショッピングマイルだけで2万マイル以上も見えてきます。

重要なのは、どの家族がいくら使っているかよりも、「どのカードで払っているか」です。
JALマイル貯め方=支出をJALカードに集中させるゲームと考えると、家族カードの威力がよく分かります。

 

家族プログラム(ファミリーマイル)でマイルを無駄なく合算

JALには、家族間でマイルを合算して使いやすくする家族向けサービス(ファミリー系プログラム)が用意されています。
細かな条件は公式サイトで確認する必要がありますが、仕組みとしては「別々に貯まった家族のマイルを、ひとつの“家族の資産”として使いやすくするもの」とイメージすると分かりやすいです。

これを使うことで、
・夫のマイル+妻のマイルを合算して家族旅行へ
・親が貯めたマイルで子どもの航空券だけを発券
など、柔軟な使い方がしやすくなります。

JALマイル貯め方を家族単位で考えるなら、「誰のマイルをどう合算するか」まで意識しておくと、必要マイル数に早く届きやすくなります。

 

子どものマイルもきちんと「家族の資産」にする

意外と見落とされがちなのが、子どものマイルです。
家族旅行のたびにJAL便に乗っていても、JMB番号を作っていなかったり、番号を登録していなかったりすると、子ども分のマイルが一切貯まっていない…というケースもあります。

子どもにもJMB番号を作り、搭乗のたびに必ず登録しておくことで、数年後にはかなりまとまったマイルになっていることもあります。
これを家族プログラムなどでうまく合算すれば、「子どものマイルも含めた家族の資産」として活かすことができます。

小さいうちは親が管理し、成長してきたらマイルの仕組みを教えながら一緒に管理するのも良い教育になります。
JALマイル貯め方がそのまま「お金とポイントの勉強」にもなるので、一石二鳥です。

 

ステップ3:ポイント・キャンペーンを家族全員で活用

共通ポイントを「どこに寄せるか」家族で決める

家族でJALマイルを加速させるには、共通ポイントの扱いも重要です。
Pontaポイントやdポイント、電子マネーのポイントなど、家族全員がバラバラに貯めていると、どこにもまとまった残高になりません。

そこで、家族会議のテーマとして、
・JALマイルに交換できるポイントは「JALに寄せる」
・交換できないポイントは、そのサービス内で完結して使う
・新しくポイントサービスを増やすときは、JALとの相性をチェック
といった家族ルールを決めてしまうのがおすすめです。

これにより、「あちこちのポイントに数百ポイントずつ…」というムダを減らし、JALマイル貯め方として意味のある“一点集中”がしやすくなります。

 

ポイントサイト案件は「家族イベント」としてこなす

もう一段ギアを上げたいなら、ポイントサイトも検討してみましょう。
クレジットカード発行や証券口座開設、サブスクの申込みなどをポイントサイト経由で行うと、一気に数千〜1万ポイント以上もらえることもあります。

ただし、ここでも大事なのは「無理をしない」ことです。
・ちょうど作ろうと思っていたカードや口座がある
・家族の誰かが新しいサービスを試したい
こうした“もともとやるつもりだったこと”を、ポイントサイト経由に切り替えるだけで、JALマイル的には大きな違いになります。

家族の誰かが詳しければ、「今月はこの案件」「来月はこれ」といった形で、ポイントサイト案件を家族イベントとして計画的にこなしていくのも楽しいやり方です。

 

JAL・JALカードのキャンペーン情報を分担してチェック

JALマイル貯め方を効率化するうえで、キャンペーン情報は侮れません。
JAL便搭乗でのボーナスマイル、JALカード利用額に応じたボーナス、特定路線の増量キャンペーンなど、家族旅行と相性の良い企画もたくさんあります。

とはいえ、すべての情報を1人で追いかけるのは大変です。
・メインカード保有者が「JALカードのキャンペーン」をチェック
・旅行好きの家族が「JAL便の搭乗キャンペーン」をチェック
・マメな人が「ポイントサイト・共通ポイント系キャンペーン」をチェック
といった形で、ざっくり役割を決めておくと負担が分散します。

キャンペーンを活かすコツは、「どうせやること(旅行・大きな買い物)」をキャンペーン期間に寄せることです。
これだけで、年間数千〜1万マイル以上の差がつくこともあります。

 

年間5万マイルを目指す家族のモデルケース

4人家族の現実的なシミュレーション

最後に、夫婦+子ども2人の4人家族を例に、年間5万マイルを目指すざっくりシミュレーションをしてみます。
前提として、
・固定費(スマホ・ネット・光熱費・保険など):月7万円
・食費・日用品・その他生活費:月8万円
・教育費・ガソリン・レジャーなど:月5万円
・合計カード決済:月20万円(年間240万円)
とします。

ショッピングマイル付与率1%なら、これだけで年間24,000マイル
ここに、年2回の家族国内旅行(JAL便往復×2回)でフライトマイル+搭乗ボーナスを家族全員分で合計6,000〜10,000マイルほど。
さらに、ポイントサイトや共通ポイントからの交換で年間1万マイル前後を上乗せできれば、合計で4万〜4万5千マイルが見えてきます。

これに、JAL・JALカードのキャンペーン絡みのボーナスが加われば、年間5万マイルは決して非現実的な数字ではありません。

 

「帰省が多い家庭」「旅行回数が少ない家庭」それぞれの工夫

もちろん、各家庭の状況によって最適なJALマイル貯め方は異なります。
例えば、
・地方に実家があり、年に数回JAL便で帰省する家庭
・あまり飛行機には乗らないけれど、カード決済額が多い都市部の家庭
・子どもが小さくて遠出は少ないが、日常の教育費・習い事が多い家庭
など、いろいろなパターンがあります。

帰省が多い家庭は、フライトマイル+搭乗ボーナス+ツアープレミアムなどで「飛行機側のマイル」を厚くしていくのが得意パターン。
一方、フライトが少ない家庭は、JALマイル貯め方3つの鉄則で解説したように、「支出の集約」「ポイント集約」「キャンペーン活用」で「陸側のマイル」を徹底的に太くしていくのが得意パターンです。

どちらが正解ということはなく、「うちのパターンではどこでマイルを稼ぎやすいか」を見極めることが重要です。

 

よくある失敗パターンとチェックリスト

最後に、家族でJALマイル貯め方を実践するときの、よくある失敗パターンを挙げておきます。

・家族それぞれが別のカードを使い続け、マイルが分散してしまう
・ポイントサービスを増やしすぎて管理できなくなる
・キャンペーンを追いかけすぎて家計が苦しくなる
・マイルの有効期限を忘れていて、知らないうちに失効してしまう

これを防ぐために、

  • 支払いの8割以上をJALカードグループにできているか
  • 「JALに寄せるポイント」「別で使うポイント」が決まっているか
  • 家族のJMB番号・マイル残高を半年に1回は確認しているか
  • 有効期限が近いマイルの使い道を把握しているか

といったチェックリストを、年に数回見直してみると安心です。

 

まとめ|家族で仕組みを作れば5万マイルも現実的

JALマイル貯め方を家族単位で考えると、1人では届きにくい年間5万マイルも、決して夢ではなくなります。
家計の支出マップを作り、固定費と日常支出をJALカード+家族カードに集約し、共通ポイントやポイントサイト・キャンペーンを家族で分担して活用する。
この「仕組み化」ができれば、あとは日常生活を送るだけで、マイルが自動的に積み上がっていきます。

全体像や基本戦略は、あらためてJALマイル貯め方完全ガイドJALマイル貯め方3つの鉄則、カード選びはJALマイル貯め方とJALカード選び完全解説、使い方はJALマイル貯め方と使い方徹底ガイドとセットで読むと、さらに理解が深まります。

JALマイルは、ただのポイントではなく、家族の思い出を作るための“チケットの元”です。
今日からできる小さな見直しを積み重ねて、数年後には「毎年マイルで家族旅行」「数年に一度はマイルで海外へ」という暮らしを、ぜひ現実のものにしていきましょう。

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