「毎日ありがとう」と思いながらも、なかなか形にできない――そんなあなたに朗報です。5月25日は年に3回訪れる「主婦休みの日」の一つ。
2009年にサンケイリビング新聞社が提唱し、日本記念日協会に登録されたこの日は、家事・育児に奮闘する主婦(もちろん主夫も含む)が“自分磨き”やリフレッシュを楽しむための記念日です。
忙しいゴールデンウィークを乗り切った直後というタイミングも絶妙で、家族が主婦の労をねぎらい、家事を分担するきっかけ作りにも最適。
この記事では、20〜50代の夫を中心に、家族で楽しめる感謝アイデアから継続的なサポートのコツまで、実践しやすいプランを徹底解説します。
主婦休みの日とは?由来と目的
記念日制定の背景
「主婦の元気がニッポンの元気に」という思いから、女性向け情報紙を発行するサンケイリビング新聞社が読者アンケートを実施。
家事が一段落する1月25日・5月25日・9月25日を“心と体をリセットする日”として提案し、2009年に正式な記念日に登録されました。
企業や自治体も応援団としてイベントやサービスを展開し、今では全国規模のムーブメントへと成長しています。
年3回の開催日とタイミング
年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み――主婦が最も多忙になる大型連休の後に訪れる25日が選定されています。
1月25日・5月25日・9月25日の3日制とすることで、「次の休みに向けて頑張ろう」と前向きになれるサイクルを生み出している点がユニーク。
季節ごとの楽しみ方を計画できるため、家族行事として年間スケジュールに組み込みやすいのもメリットです。
主婦だけでなく主夫も対象
ネーミングは「主婦」ですが、実際には“日常的に家事を担うすべての人”が主役。
共働き世帯が一般的になった今、パートナーの家事負担に感謝し合う双方向的な記念日として広く認知されています。
「主婦休みの日」を機に、役割分担の見直しや家事スキルの共有を行えば、家庭内コミュニケーションの活性化にもつながります。
家事を代行して「お休み」をプレゼント
朝食から片づけまで一日家事代行プラン
5月25日は“完全オフ”を約束し、朝食準備→洗濯→掃除→夕食後の片づけまでワンストップで引き受けましょう。
ポイントは「自分流」ではなく、普段の手順を聞き取ってから実践すること。慣れない作業はタイムテーブルをホワイトボードに可視化し、タスクを家族でシェアするとスムーズです。
失敗しても笑いに変える余裕が、最高のプレゼントになります。
作り置き&掃除の外部サービス活用
小さな子どもがいて時間が取れない場合は、家事代行サービスやシェフの作り置きプランをスポット利用するのも手。
プロの味と仕上がりを体験したあとは、「我が家流にアレンジしよう」とモチベーションが上がる副次効果も。
費用は2〜3時間で1万円前後が目安ですが、ギフトチケットやポイント活用で賢くオーダーできます。
子どもと一緒に手作りサプライズ
家計に優しい方法なら、子どもと一緒に“ありがとうポスター”やオリジナルクーポン券(洗濯担当券・肩たたき券など)を制作。
共同作業そのものが思い出になり、完成品を渡す瞬間の笑顔はプライスレス。夕食は簡単なホットプレートメニューにして、後片づけまで子どもが担当すれば達成感も倍増です。
リラックス体験ギフトで疲れを癒やす
自宅スパセットで極上バスタイム
お気に入りの入浴剤、ボディスクラブ、保湿ケアを“フルライン”で揃えたスパセットは手軽で効果絶大。
照明を間接光にし、スマートスピーカーでヒーリングBGMを流すだけで自宅がリゾートに早変わりします。
“入浴後のリビングは掃除完了”までセットにすると、「出た瞬間から現実…」を防げるので忘れずに。
短時間で行ける日帰り温泉・エステ
休日をフル活用できない共働き家庭には、最寄りのスーパー銭湯やホテルスパで3時間コースがベスト。
送迎を兼ねたドライブで会話を楽しみ、帰宅後はデリバリーを予約しておけば家事負担ゼロ。
予約サイトの割引クーポンや自治体のプレミアム商品券を活用すれば、コストは意外と抑えられます。
オンラインヨガ・フィットネスを贈る
外出が難しい時は、1カ月間のオンラインヨガやフィットネス受講権をギフト。
24時間いつでも受講できるアプリなら、スキマ時間にリフレッシュ可能です。家族全員でチャレンジして“続ける仕組み”を共有すれば、健康増進という副産物も得られます。
家族で楽しむ感謝デーの過ごし方
ピクニック&手ぶらBBQプラン
晴天に恵まれたら、レンタルグリル付きの公園BBQ場へ。食材は前日夜にネット注文し、当日は敷物とドリンクを持参するだけ。
後片づけは業者任せにして、帰宅後もゆったり時間を共有できます。日焼け止め・虫よけスプレーなどのケア用品を忘れずに。
映画・ドラマの一気見ホームシアター
雨天時や外出自粛モードでも楽しめるのが、おうち映画祭。プロジェクター+サブスク配信+ポップコーンで、非日常空間を演出します。
観賞後に「ベストシーン賞」など家族投票を行えば、会話が弾んで満足度アップ。
フォトブック作成で思い出を形に
スマホに眠る写真をクラウドサービスで自動レイアウトし、オンデマンド印刷でフォトブック化。
選ぶ・編集する・完成を待つプロセス自体がイベントとなり、届いた本をめくりながら思い出話で盛り上がれます。子どもがデザインを手伝うと愛着も倍増です。
無理なく続く「感謝習慣」の作り方
毎日の「ありがとう」を可視化
冷蔵庫にミニホワイトボードを設置し、その日に助かった家事を書き込む“Thanks Log”をスタート。
10秒で終わる行動なので負担ゼロながら、1週間でボードが感謝の言葉で埋まり、気分も家庭内空気もポジティブに。
家事タスクのシェアリング術
〈料理=妻、掃除=夫〉のような固定分担は時代遅れ。
タスクを「時間」「体力」「好き嫌い」で再配分し、週1度の“家事ミーティング”で改善点を共有すると負荷と不満を同時に減らせます。完璧でなく“6割できればOK”の精神が長続きのコツ。
今後の記念日を家族会議で計画
次は9月25日。その前に誕生日や結婚記念日なども控えているかもしれません。
年間イベント表を壁に貼り、担当者・予算・準備期間を明確化すれば、直前のバタバタや出費オーバーを防止。子どもに「リーダー役」を任せると主体性も育ちます。
まとめ
「主婦休みの日」は単なる記念日ではなく、家族の思いやりを再確認し、感謝を“行動”で示すチャンスです。
一日家事代行からリラックス体験ギフト、家族レジャーまで、できる範囲でOK。大切なのは「やってあげる」のではなく「一緒に楽しむ」姿勢。
そして5月25日だけで終わらせず、日々の「ありがとう」を可視化する仕組みを取り入れることで、家庭はもっと温かく、あなた自身も幸せを感じられるはず。今年の5月25日、ぜひ第一歩を踏み出してみてください。
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