今日からできるiPhoneバッテリー長持ち設定15選【完全版】

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外出先でバッテリー残量が一桁になり、慌ててモバイルバッテリーを探した経験はありませんか。

iPhoneは高性能な分、初期設定のままでは知らないうちに電力を消費しがちです。 しかし設定を少し見直すだけで、減りのスピードは驚くほど改善します。

本記事では「アプリの自動ダウンロード」から「位置情報サービス」まで、15項目の省エネ設定を初心者向けに徹底解説。

手順通りに進めれば、今日からバッテリーを気にせず1日を過ごせるようになります。

通信を最適化してムダな電力をカット

App自動ダウンロードをオフにする

App Storeで別デバイスに入れたアプリが自動でiPhoneへ同期されると、バックグラウンド通信が増えバッテリーを浪費します。

「設定」→「App Store」→「Appの自動ダウンロード」をオフにし、必要なアプリだけ手動で入れる習慣を付けましょう。

同期のたびに行われるアップデート通信も減り、通信量節約の副次効果も得られます。

アプリのトラッキングを一括制限

広告配信用のトラッキングはバックグラウンドで位置情報や利用状況を送信し続けるため、電力とプライバシーの両面でデメリット。

「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「トラッキング」から「Appにトラッキングの許可を要求させない」をオンにし、全アプリの追跡をブロックしましょう。

App内評価ポップアップを無効化

不意に表示される評価リクエストは画面点灯時間を増やすうえ、通信も発生します。

「設定」→「App Store」で「App内評価とレビュー」をオフにすれば、ストレスも電力も同時に削減可能です。

バックグラウンド動作を賢く抑える

アプリのアクセス権を見直す

カメラやマイクの権限を与えたまま放置すると、アプリが裏で撮影チェックや音声解析を行いバッテリーを消費します。

「設定」→「プライバシーとセキュリティ」で「カメラ」「マイク」「連絡先」などを開き、使用頻度の低いアプリはスイッチをオフにしましょう。 権限整理は情報流出の防止にもつながります。

位置情報サービスを最小限にする

GPSは消費電力の大きい機能です。

「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」で不要アプリを「なし」または「このAppの使用中のみ許可」に変更し、最上部のトグルで全体をオフにすることも検討しましょう。

地図やライドシェアなど必要なときだけオンにするスタイルが理想です。

再生中カードを隠して画面点灯を短縮

音楽再生時のロック画面ジャケットは魅力的ですが、OLEDでも表示領域が広がるほど消費電力は増えます。

再生中にロック画面を開き、ジャケット画像を下へスワイプして非表示にすれば、点灯面積が減りわずかながら省エネ効果が期待できます。

iCloud同期を整理して電力と容量を節約

古い端末のバックアップを削除

使わなくなったiPhoneやiPadのバックアップがiCloudに残っていると、夜間充電時に同期通信が発生し続けます。

「設定」→自分の名前→「iCloud」→「ストレージを管理」→「バックアップ」で不要な端末を削除し、ストレージと電力を同時に開放しましょう。

アプリごとのバックアップを制限

写真や動画を多く扱うSNSアプリをフルでバックアップすると、アップロード通信が長時間続きます。

同じバックアップ画面で現在のiPhoneを選び、「バックアップするデータを選択」から容量の大きいアプリをオフに設定。 本当に復元が必要なデータだけ残すのがコツです。

自動バックアップのタイミングを意識

夜間にWi-Fiと電源を併用してバックアップされる場合でも、古いデータが多いと完了せず朝まで通信が続くことがあります。

定期的にストレージを整理し、バックアップ時間を短縮することで無駄な電力を抑えられます。

ハードウェア出力を最小に抑える

ヘッドフォンの大音量を制限

「設定」→「サウンドと触覚」→「ヘッドフォンの安全性」から大きな音を抑えるをオンにし、85dB以下に設定すると耳の保護だけでなくアンプ出力を抑えられます。

音量バーが高い位置に留まりがちな方は特に効果的です。

着信音をボリュームボタンで変えない

側面ボタン操作のたびに着信音量まで変化すると、通知音が過大になりスピーカー出力がアップ。

「設定」→「サウンドと触覚」で「ボタンで変更」をオフにして固定音量にすると、意図しない大音量再生を防げます。

不要なバイブレーションを減らす

バイブモーターは瞬間的に大きな電流を使います。

サウンド設定内でシステムの触覚フィードバックを最低限に絞れば、通知多発時の消費を抑えられます。

日常操作でのムダを排除する

ホーム画面の検索ボタンをオフ

iOS 16以降の検索ボタンは便利な一方、誤タップでSpotlightが起動するとCPUが一気に働きます。

「設定」→「ホーム画面」で「ホーム画面で検索を表示」をオフにし、ウィジェットからの誤操作を防ぎましょう。

インターネット共有の自動接続を防ぐ

テザリングを許可したままにすると近くのデバイスが探し続け、iPhone側でもアクセスポイント待機電力が発生します。

「設定」→「インターネット共有」で「他の人の接続を許可」をオフにし、必要なときだけオンにしてください。

通知スタイルを整理して画面点灯を削減

常にバナーが降り注ぐ状態では画面が頻繁に点灯し、それだけで大きなバッテリー負担に。

「設定」→「通知」で重要度の低いアプリをサマリーかオフに切り替え、受信回数を減らしましょう。

まとめ

iPhoneのバッテリー寿命は日常の設定と使い方で大きく変わります。

今回紹介した15の項目はどれも数分で設定可能ながら、通信・同期・出力といった消費要因をトータルで抑制。

特に「自動ダウンロード」「位置情報サービス」「iCloudバックアップ整理」の三つは効果が大きく、すぐに体感できるでしょう。

出先での安心感はもちろん、充電回数が減ることでバッテリーセル自体の劣化も緩やかになります。 今日から少しの手間で、快適なモバイルライフを長く楽しんでください。

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