「函館に子供を連れて行きたいけど、うちは子供の年齢差が大きいから不安……」
そんなふうに感じていませんか。
わたしたち家族は、年齢差の大きい3人の子供を連れて、2026年8月21日から24日まで函館を旅行しました。
上の子はもうすっかり大人に近く、下の子はまだ小さな未就学児という、間に大きな年の差がある兄弟姉妹です。
正直に言うと、出発前は「全員が楽しめる場所なんてあるのかな」と半信半疑でした。
でも実際に回ってみると、函館は年齢差のある兄弟姉妹がいる家族でも、驚くほど回りやすい街でした。
この記事では、函館朝市の活イカ釣りから、五稜郭でのコナン聖地巡礼、ジンギスカン、函館山の夜景、子供向けスポットまで、実際に歩いたルートをそのまま紹介します。
混雑した時間帯や、実際に困ったこと、想定外だったことも隠さず書いています。
読み終わるころには、あなたの家族に合った函館2泊3日のモデルコースが、具体的にイメージできるはずです。
函館は子連れ家族旅行に本当に向いている街なのか
年齢差のある兄弟姉妹でも退屈しない理由
函館というと、朝市や五稜郭、函館山など、大人向けの観光地が注目されがちです。
ですが実際に旅してみると、子供が主役になれるスポットもきちんと点在しています。
たとえば函館公園こどもの国のような昔ながらの遊園地は、一番小さい子にとって旅行のハイライトになりました。
一方で五稜郭やトラピスチヌ修道院のような歴史的な場所は、上の子たちや親世代にも見応えがあります。
グルメも、寿司やジンギスカンといった「大人が飲みながら楽しめる店」と、ラッキーピエロのような「子供が喜ぶご当地バーガー」がバランスよく揃っているんですよね。
年齢差が大きい兄弟姉妹がいる家庭ほど、こうした「対象年齢の幅が広い街」は旅行先として実はかなり優秀だと感じました。
市電と徒歩中心で回れる函館市内、レンタカーは本当に必要?
函館旅行と聞くと、レンタカーが必須というイメージを持つ人も多いと思います。
今回わたしたちは、函館市内の観光では基本的にレンタカーを使わず、徒歩と函館市電(路面電車の一種)を中心に移動しました。
五稜郭やベイエリア、朝市、函館山のふもとまで、市電と徒歩だけで問題なく回れました。
荷物や子供の年齢を考えなければ、市内観光だけならレンタカーなしでも十分楽しめるというのが実感です。
ただし、これは「絶対にレンタカーは不要」という意味ではありません。
小さな子供がいる、荷物が多い、空港方面まで足を延ばしたい、という場合は、必要な日だけ借りるという使い分けがおすすめです。
今回の家族構成とスケジュール(2026年8月21日〜24日、2泊3日+移動日)
今回の旅行は、夫婦と、年齢差の大きい3人の子供を合わせた5人家族での旅でした。
日程は2026年8月21日(金)から24日(月)までの4日間です。
金曜日から月曜日にかけての旅行だったので、夏休み中の土曜日・日曜日の混雑もリアルに体験しています。
1日目は移動のみ、2日目と3日目にメインの観光を詰め込み、最終日は空港方面をレンタカーで回るという構成にしました。
この記事で紹介する混雑状況は、あくまで2026年8月の夏休み期間に実際に訪れた際のものです。
時期によって状況は変わる可能性があるので、その点は前提として読んでいただければと思います。
到着1日目 移動疲れを考えた無理のないスケジュール作り
羽田から函館空港へ、到着後は観光を詰め込まない
1日目は、羽田空港からAIRDO59便を利用し、14時40分発、函館16時00着というフライトでした。
函館空港に到着したあとは、そのまま函館駅周辺へ移動し、宿泊先のホテルマイステイズ函館駅前へ向かいました。
初日のポイントは、あえて観光を詰め込まなかったことです。
飛行機移動だけでも子供は疲れるので、到着日は無理をしないのが子連れ旅行の鉄則だと改めて感じました。
函館2泊3日のモデルコースを考えるとき、1日目を「移動と食事だけの日」と割り切ることをおすすめします。
根室花まる キラリス函館店で函館の寿司を堪能
初日の夕食は、回転寿司の「根室花まる キラリス函館店」にしました。
金曜日の夕方に訪れたところ、実際には約1時間待ちの状況でした。
ホタテやサーモンなど、普段食べている回転寿司とは明らかにレベルが違うおいしさで、家族全員が満足していました。
スタッフの対応も気持ちよく、初日から函館らしいグルメを味わえたのは大きな収穫でした。
一方で、注文が手書きの注文票だったため、慣れない人には少し分かりにくいと感じる場面もありました。
待ち時間を有効活用する発券システムの使い方
人気の回転寿司店に子連れで並ぶとき、ただ店の前で待ち続けるのはかなり負担になります。
根室花まるでは、先に受付・発券をしてから、待ち時間を別の用事に使うという方法が取れました。
わたしたちは発券後にホテルへ向かい、荷物を置いてから戻るという流れにしました。
子供を連れて1時間立ちっぱなしで待つのと、いったんホテルで休んでから戻るのとでは、疲れ方がまったく違います。
函館の人気店を回るときは、「食べる時間」だけでなく「待ち時間の使い方」まで含めて予定を組むと、子連れでもぐっと楽になります。
2日目 函館の定番観光とグルメを1日でまとめて楽しむモデルコース
函館朝市の活イカ釣り、早朝行動が子連れに向いている理由
2日目は朝6時過ぎに函館朝市へ向かい、活イカ釣りに挑戦しました。
早い時間に行ったこともあり、結果的に一番乗りで釣りをスタートできました。
自分で釣ったイカを、その場でさばいてもらってすぐに食べるという体験は、大人だけでなく子供にとっても強く印象に残るものでした。
新鮮なイカならではのコリコリとした食感も、普段はなかなか味わえないものです。
ただし、開始時間付近になると人が急激に増え、タイミングによってはかなりの待ち時間になる印象でした。
子連れ家族の場合、朝は少し大変でも、早めに行動する方が結果的に楽しめると感じました。
函館朝市のいか釣り体験が絶大な人気!6時05分到着で堂々の1番乗り
ちなみに翌日は息子と2人で、違うイカ釣りのできるお店へ向かいました。こちらは 穴場的に待ち時間も短めです。
函太郎 五稜郭公園店&五稜郭タワーでコナン聖地巡礼
お昼は、五稜郭観光と組み合わせて「函太郎 五稜郭公園店」へ行きました。
土曜日11時開店に合わせて10時50分頃に到着すると、すでに5〜6組ほどが並んでいましたが、開店時の一巡目で入店できました。
ホタテやマグロなど、寿司以外にも天ぷらや子供向けメニューがあり、家族全員が満足できるラインナップでした。
食後は五稜郭タワー、五稜郭公園、箱館奉行所周辺を散策しました。
今回の旅行には、映画「名探偵コナン 100万ドルの五稜星」の聖地巡礼という目的もあり、劇中に登場した場所を家族で探しながら歩きました。
五稜郭タワー内のジェラート店にも立ち寄り、定番のミルクだけでなく、とうもろこし味も試してみましたが、風味の強さに驚きました。
コナン聖地巡礼で五稜郭タワーのジェラートと紅葉ちゃんのベンチを味わう
ジンギスカンと函館山の夜景で1日を締めくくる
夕方は「ジンギスカン大黒屋」で食事をしました。
子供が食べられるか少し心配していましたが、臭みが少なく、子供たちも喜んで食べていました。
普段自宅で食べるジンギスカンとは、香りも柔らかさもかなり違うと感じました。
夕食を16時と早めにしたのは、函館山の夜景を見るためです。
夏休みの土曜日ということもあり、混雑を見越して早めに行動しました。
明るい時間から夕暮れ、そして夜景へと変わっていく景色を、家族でゆっくり楽しむことができました。
夜景の時間だけを狙うのではなく、夕方から動き始めることで、子連れでも余裕を持って行動できました。
3日目 子供が主役になれる時間とベイエリア散策
函館公園こどもの国で小さな子供メインの時間を作る
3日目の朝は、函館公園こどもの国へ向かいました。
昔ながらの遊園地で、日本最古の観覧車として知られる乗り物もあります。
朝市や五稜郭、函館山といった大人向けの観光地が続くと、一番小さい子はどうしても飽きてしまいます。
だからこそ、こうした「子供が主役になれる時間」を旅程の途中に入れることが重要だと実感しました。
大人の観光ばかり続けないことで、結果的に家族全員が笑顔で過ごせる旅になります。
ラッキーピエロの正しい注文順と混雑対策
お昼は函館の名物バーガー店「ラッキーピエロ マリーナ末広店」へ向かいました。
日曜日の昼だったこともあり、店内は非常に混雑していました。
ここで実際に戸惑ったのが、注文と席取りの順番です。
先に席を確保しようとしていたお客さんに対して、スタッフが「まず注文してから席を取ってください」という趣旨の案内をしていました。
つまり「席を取ってから注文」ではなく、「注文してから席を探す」という流れが基本のようです。
初めて訪れる旅行者には分かりにくいポイントなので、事前に知っておくとスムーズです。
ラッキーピエロで席取りに絶大効果?日曜昼の大行列を実体験レポート
モバイルオーダー(スマートフォンからの事前注文)も活用できるので、混雑時はうまく利用するのがおすすめです。
定番のチャイニーズチキンバーガーは、函館らしいご当地グルメとして子連れ旅行にも組み込みやすい一品でした。
金森赤レンガ倉庫・八幡坂・元町で函館らしい景色を楽しむ
ラッキーピエロのあとは、金森赤レンガ倉庫周辺で買い物や散策をしました。
このエリアは移動距離が短く、徒歩で複数のスポットを回れるので、子連れ旅行との相性がとても良いと感じました。
2026年に函館にオープンした「白い恋人 Hakodate Bay Museum」にも立ち寄りました。
ですが、ここでは想定外の出来事がありました。
欲しかった商品が、訪れた時にはすでにその日の分が売り切れていたのです。
「行けばいつでも買える」とは思わない方がよいと、実際に痛感しました。
限定商品が目当てなら、旅程の後半ではなく、できるだけ早い時間に訪れることをおすすめします。
そこから八幡坂や元町方面も歩きました。
坂の上から海を見下ろす景色は、函館らしさを感じられる場所のひとつです。
ただし坂道が続くため、小さな子供を連れている場合は、歩く距離や疲労を意識しておく必要があります。
写真では近く見えても、子連れの場合は思った以上に歩く量が増える、というのが正直な感想です。
最終日と旅行全体を振り返って見えた子連れ函館旅行のコツ
最終日だけレンタカーを借りてトラピスチヌ修道院へ
3日目の夜は「函館国際ホテル」に宿泊しました。
15時40分頃にチェックインしましたが、かなり混雑しており、20〜30分ほど待つ状況でした。
子連れの場合、到着してすぐ部屋に入れるとは限らないので、繁忙期のチェックイン時間には注意が必要です。
この日は夕食付きプランだったため、夜は外へ食べに出かけず、ホテルでゆっくり過ごしました。
旅行3日目になると家族全員に疲れも出てくるので、毎晩人気店を巡るのではなく、ホテルで夕食を取る日を作ったこともよかったと感じています。
最終日は、函館駅周辺でレンタカーを借りました。
函館市内観光ではほとんどレンタカーを使わず、最終日にだけ借りたのが今回のポイントです。
目的地は、函館空港方面にある天使の聖母トラピスチヌ修道院です。
売店では、以前食べておいしかった記憶がある手作りのマダレナ(お菓子の一種)を目当てに立ち寄りました。
待ちきれず、購入したマダレナをレンタカーの中で1個食べてしまったのは、ちょっとした余談です。
函館トラピスチヌ修道院で絶大な魅力を放つ穴場土産マダレナの実力とは?
白い恋人 Hakodate Bay Museumでの売り切れ体験から学んだこと
今回の旅行で一番印象に残った「失敗談」は、白い恋人 Hakodate Bay Museumでの売り切れです。
函館旅行のガイドでは、あまり触れられない話かもしれません。
ですが実際に体験したからこそ、伝えられる注意点だと思っています。
限定商品や人気商品を目的にしている場合は、旅程の後半に回さず、早めのタイミングで訪れることを強くおすすめします。
「また今度でいいか」と後回しにした結果、買えなかったというのは、子連れ旅行に限らずよくある失敗パターンです。
函館国際ホテルのチェックイン混雑と旅行後半の余白づくり
最終日は、レンタカーを返却してから函館空港へ向かいました。
帰りはJAL586便で、函館14時55分発、羽田16時25分着というフライトでした。
4日間を通して感じたのは、旅行の後半になるほど、あえて予定を詰めすぎない方がいいということです。
3日目のホテル夕食や、最終日をトラピスチヌ修道院だけに絞ったことは、結果的に家族全員の満足度を上げてくれました。
子連れ旅行では、最後まで予定をぎゅうぎゅうに詰めるより、あえて余裕を持たせた方が、旅の締めくくりが楽しい記憶になります。
まとめ
函館は、朝市や五稜郭、函館山といった定番観光地だけでなく、函館公園こどもの国のような子供向けスポットも組み合わせられる、子連れ家族旅行に向いた街でした。
年齢差のある兄弟姉妹がいる家庭でも、それぞれが楽しめる場所がきちんと存在していました。
市内観光は市電と徒歩で十分回れ、レンタカーは空港方面へ足を延ばす最終日だけで済みました。
混雑や売り切れといった想定外の出来事も含めて、今回の実体験が、あなたの家族の函館旅行プランを考えるヒントになればうれしいです。











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