マイナポータルアプリからパスポートを申請したあと、「受付票は紙で持って行くべき?それともスマホ画面でOK?」と迷う人は多いはずです。
実はスマホ画面のQRコード提示だけでスムーズに受け取れるケースが大半。
筆者自身、印刷せずに窓口へ行き、到着からわずか7〜8分で受け取りを終えました。
この記事ではその体験談とともに、受付票の扱いに悩む方に向けて紙不要の条件やスマホ提示のコツを詳しく解説します。
マイナポータル申請で発行される受付票とは
オンライン申請を完了すると、マイナポータルにPDF形式の受付票が届きます。
ファイルにはQRコードが埋め込まれており、窓口で読み取ることで本人確認と支払い確認が一度に済む仕組みです。
顔写真撮影・クレジット決済までアプリで終わっているため、受け取り当日に必要なのはこのQRコードだけと言っても過言ではありません。
受付票を入手する手順
1.マイナポータルアプリにログインし「申請状況照会」を開く。
2.完了ステータスの申請を選択し、添付ファイルから受付票をダウンロード。
3.スマホのファイルアプリや写真フォルダに保存。
4.オフラインでも表示できるかテストしておく。
受付票は紙?スマホ?窓口でのリアル
筆者が訪れた窓口では、スマホ提示が公式に認められていました。
職員に「紙は不要ですか?」と確認したところ、「画面が見えれば大丈夫ですよ」と即答。
実際にQRコードを読み取ってもらい、入口から受取完了まで7〜8分という驚きの速さでした。
なぜ紙が不要なのか
多くの自治体がキャッシュレス決済とデジタル受付を推進しているため、PDF内のQRコードを読み取るだけで本人情報と決済情報が照合できるからです。
紙を求められるケースは減少傾向にあり、スマホ提示が“標準”になりつつあると言えるでしょう。
スクリーンショットNGの場合もある
一部自治体では「スクリーンショットは不可、必ずダウンロードしたPDFを直接表示してください」と案内しています。
画像に変換するとQRコードの画質が落ち、読み取れない恐れがあるためです。
スマホ提示を成功させる3つのコツ
1.オフライン保存を徹底
PDFや画像をスマホ本体に保存しておけば、窓口で電波が悪くても即表示できます。
2.画面輝度を最大に
QRコードは光の反射で読取精度が下がります。
窓口に立つ直前に明るさを最大に設定しましょう。
3.バッテリー残量に注意
受け取り自体は10分以内ですが、待ち行列で予想外に時間がかかる場合もあります。モバイルバッテリーを携帯すると安心です。
もしもの備え:紙を用意すべきケースと注意点
基本はスマホでOKとはいえ、以下の条件に当てはまる場合は紙を用意しておくと安心です。
電波が極端に弱い or 完全圏外の窓口
山間部など通信環境が不安定な自治体は要注意。
事前に公式サイトで案内がないか確認しましょう。
「スクリーンショット不可」を明示している自治体
QRコードの読取精度を重視し、原本PDFの提示を義務付ける自治体もあります。
PDFを開くアプリがなぜか落ちる、OSバージョンが古いといったトラブルに備えて、紙を一枚忍ばせておくと慌てません。
スマホの故障・電池切れが不安なとき
受け取り当日に限ってスマホがフリーズ…。
そんな“あるある”にも紙があれば即対応できます。
まとめ:紙に頼らずスマホ提示で時間と手間を節約
マイナポータルのパスポート受付票は、
スマホにPDFを保存→QRコード提示でほぼ問題なく受け取れます。
印刷コストも時間もゼロ、窓口滞在は平均10分未満とストレスフリー。
自筆署名を撮影してアップロードする点だけは紙が必要ですが、準備は自宅で完結するので平日に役所へ行く手間はありません。
とはいえ、端末トラブルや自治体ごとの運用差を考えると、「不安なら紙も持参」のダブル準備がベスト。
次回からは迷わずスマホ提示でさらに時短、デジタル申請のメリットを最大限に活用してみてください。
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