ホームパーティーや友達を呼んだときなど宅配ピザを頼むことってありますよね！？
また「今日はちょっとご飯を作るのは面倒だなぁ～。」という時にもついつい注文しちゃうかもしれません。
そんな便利な宅配ピザ。
電話一本、ネット注文ひとつで30分以内には自宅でピザが食べれるってのは嬉しいサービスです。
でも宅配ピザってすごく高くないですか！？
ドミノピザ、ピザハットなど、数多くピザチェーンは存在しています。大体どこも「Mサイズ」「Lサイズ」で販売していることが多く、Mサイズは2800円前後、Lサイズは4000円前後の値段設定になっていますよね。
下記の表はドミノピザ、ピザハットの人気No.1ピザの比較です。
| Mサイズ | Lサイズ | |
ドミノピザ チーズンロールシェフおもてなしクワトロ | 約23cm（1～2人分）/8ピース \2,900-（税抜） | 約33cm（3～4人分）/12ピース \3,970-（税抜） |
ピザハット 特うまプルコギ | 約26cm（2～3人分）/8ピース \2,700-（税抜） | 約31cm（3～4人分）/12ピース \4,050-（税抜） |
どうです？だいたい同じサイズ感と値段設定になっているのが分かります。
Lサイズで約4,000円って、なにを食べるかにもよりますが、家族4人で外食したときの値段と変わらない場合もありますよね。
スーパーでピザを購入（260円）
一方でスーパーで売られている冷凍・冷蔵ピザは1枚300円しない場合がほとんどです。
もちろん自分で調理して、お皿などを洗う手間はありますが。（調理と言っても電子レンジかトースターで焼くだけです。）
実際、先日スーパーで購入したピザを食べてみましたが、すごく美味しいじゃないですか！
生地の厚みや本格的な窯で焼いてないので、宅配ピザに劣る部分もありますが、値段差を考えると満足度が高いのはむしろスーパーの方です。
なんたって値段が宅配ピザの1/10ですからね！単純に10回食べれる。ビックリの値段設定なんですから。
宅配ピザが高い理由
そもそも宅配ピザが高いことはみなさん以前から感じられていたはず。
正直、ピザ自体の原価は15～20％前後と言われているので、Mサイズ450～600円程度。Lサイズでも600～800円ぐらいで納まるはずです。
ちなみに食材の中でも一番高価なのは「チーズ」だそうで、原価の40%を占める場合もあるようです。
Mサイズでも240円程度はチーズが占めている。
各社チーズにはこだわりを持っているので、さすがですね。。
ここから考えても宅配ピザが高すぎるのは明白ですよね。
では、なぜここまで高い値段設定にしなければならないのか。
理由はやはり宅配にかかる人件費でしょう。宅配アルバイトの人件費はバイクを運転する分、通常より若干高めに設定されています。
それにバイクの「維持費」や「燃料費」なども乗っかってくるので高くなると言わざるを得ません。
時給1,000円のアルバイトさんが30分以内に届けようすると、店と客先往復で考えると、どんなに頑張っても1時間に2組が数字上の限界。
実際はもっと効率よく配達できるよう設定しているのでしょうが、1時間に4件こなせれば良い方でしょうか！？
1時間に2組であれば1件当たり500円の原価が上乗せされますし、4件としても250円の上乗せ。
材料費だけでは見えない部分があるのは「明らか」ですよね！
ちなみに海外（アメリカ）に目を向けると、ピザの配達員には注文額の20%相当もしくは3ドル程度をチップとして支払う慣習があるそう。
なので、店側のアルバイト代は低く抑えることができるようです。
しかも、ピザを注文するのは昼時か夕食時がほとんど、その他の時間は暇になります。
ピンポイントでその時間だけ雇うのも苦しいでしょうから、そのやり繰りには相当苦労されているんでしょう。
ドミノピザは持ち帰りだと2枚目半額。
この事からも宅配にどれだけ原価が上乗せされているか。ということと、材料費は確実に50%以下だということが分かりますよね。
今回は宅配ピザがダメ！ということを言いたいのではありません。
本格的な窯で焼くので、自宅では味わえないピザを頂くことができますし、生地だって全然違います。
ホームパティーをしたり、クリスマスだったり宅配ピザがあるだけ盛り上がる場面もたくさんあります！
ただ、場合によったらスーパーのピザでも十分すぎることもあります。
今日はちょっとご飯を作るのが面倒。そんな日はスーパーのピザでもことは足りるでしょう。
なんでもかんでも宅配ピザではなく、上手に使い分けておいしいピザをいただくようにしましょうね。
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