「マイナンバーカードが失効してしまった、どうすればいい?」そんな焦りを抱えながら検索されたあなたへ。
失効後でもカードを再発行したり、電子証明書を更新したりする手続きは意外とシンプルです。
ただし必要書類や費用、申請場所を事前に把握しておかないと、窓口で再来を求められるケースもあります。
この記事では①再発行フロー ②必要書類一覧 ③費用と罰則の有無 ④申請場所 ⑤オンライン対応可否を徹底解説。
忙しいビジネスパーソンや子育て世代でもスムーズに手続きを終えられるよう、チェックリスト形式でまとめました。
この記事一つで疑問と不安を一掃し、最短ルートで新しいカードを手に入れましょう。
失効後の再発行・更新フロー全体像
ステップ1:失効状態の確認と猶予期間
まずはカード本体と電子証明書のどちらが失効しているのかを確認しましょう。電子証明書の失効なら3か月間の猶予があり、この間に更新手続きを完了すれば手数料は無料です。
カード本体まで失効している場合は新規発行扱いとなり有料になります。
マイナポータルにログインできない場合は、市区町村から届く有効期限通知書や窓口照会で状態をチェック。猶予期間内なら更新、期間外なら再発行という流れを押さえておくと手続きがスムーズです。
ステップ2:申請方法の選択肢を決める
更新手続きは①スマホ・PCからオンライン申請 ②証明写真機申請 ③郵送申請 ④窓口申請の4通り。再発行は窓口申請のみです。
更新はオンラインが最速で、申請からおおよそ1か月で交付通知書が届きます。再発行は本人確認が厳格なため、必ず住所地の市区町村窓口へ足を運びます。
ステップ3:交付通知書受領からカード受け取りまで
申請後、登録住所に交付通知書が届いたら、Webまたは電話で窓口予約を取りましょう。当日の持ち物は交付通知書・本人確認書類・暗証番号メモなど。受け取りは15分程度で終わりますが、混雑時は30分以上かかることも。
暗証番号入力を3回連続で誤ると即日交付ができなくなるため、当日は万全の準備をして臨みましょう。
再発行手続きの詳細と費用
再発行が必要になる主なケース
①失効猶予を過ぎてしまった ②紛失・盗難 ③破損・ICチップエラーのいずれかに該当すると「再発行」扱いになります。住所変更や氏名変更に伴う失効も同様です。再発行でもマイナンバーは変わりませんのでご安心ください。
再発行にかかる料金と支払いタイミング
再発行手数料は1,000円(電子証明書込み)または800円(カードのみ)。特急発行を希望する場合は追加で+1,000円前後が必要です。支払いはカード受け取り時に現金のみの自治体が多いので小銭の用意を忘れずに。
紛失・盗難時の追加手続き
屋外で紛失した場合は警察への遺失届番号が必要です。窓口で紛失届(廃止届)を提出してから再交付申請に進む流れとなり、再発行までに3〜4週間を要します。
スマホのマイナンバーカード利用設定をしていた場合は、併せてスマホ電子証明書の失効手続きも忘れずに行いましょう。
更新手続きに必要な書類と準備
本人申請の場合の書類チェックリスト
更新では以下の3点が基本セットです。
- 有効期間内のマイナンバーカード
- 有効期限通知書(同封の照会書兼回答書を密封したもの)
- 暗証番号(4桁×2種、6〜16桁×2種)
顔写真はオンライン申請ならスマホ撮影、郵送・窓口なら4.5×3.5cmの証明写真が必要です。
代理人申請の必要書類
代理人が手続きする場合は①本人のカード ②密封済み照会書兼回答書 ③代理人の顔写真付き本人確認書類 ④委任状が必須。
暗証番号に誤りがあると即日更新ができないため、本人確認を事前にしっかり行いましょう。
証明写真の規格と撮影時の注意点
写真は6か月以内に撮影したものが有効。背景は無地、頭頂からあごまで34±2mmが規定です。
スマホ撮影でも構いませんが、シャドーや背景の映り込みでリジェクトされる例が増えています。心配な方は街中のマイナカード対応証明写真機を利用すると安心です。
罰則・手数料・注意点をチェック
更新忘れに罰則はあるのか?
更新忘れ自体に罰金や行政罰はありません。ただし、猶予期間を過ぎるとカードが失効し、再発行手数料が発生します。
また、会社の年末調整や各種オンライン手続きでカードが使えず業務に支障を来すリスクがあります。
再発行を繰り返すと不利益がある?
複数回の紛失や再発行でもペナルティは設けられていませんが、自治体窓口での手続き時間と手数料負担が増えます。暗証番号を誤入力して3回ロックされると初期化手数料200円が別途必要になる場合があるため注意しましょう。
健康保険証機能・ポイント還元への影響
失効期間中はマイナ保険証やマイナポータルのポイント還元が利用できなくなります。再発行後に機能再設定が必要なため、病院や薬局に頻繁に通院している方ほど早期更新が望ましいです。
申請場所とオンライン・スマホ申請の可否
市区町村窓口・出張窓口・特設会場を活用
更新・再発行は基本的に住民登録地の市区町村窓口で行います。繁忙期は予約制となる自治体が多く、平日夜間・休日に開設される出張窓口やショッピングモールの特設会場も要チェックです。
オンライン・スマホ申請ができるケース
カード本体が有効で電子証明書のみ失効している場合は、スマホ・PC・証明写真機からオンライン更新が可能です。
カード本体が失効している、紛失した、または暗証番号ロックが掛かった場合はオンライン不可で窓口手続きのみとなります。
更新所要時間と受け取りまでの目安
オンライン更新:申請5分&交付通知書まで約3〜4週間。
窓口更新:受付10〜15分&カード受け取りに約1〜2か月。
再発行:申請30分&カード交付まで4〜6週間が平均的です。自治体により前後しますので、旅行や転居の予定があれば早めの申請が安心です。
まとめ
マイナンバーカードが失効しても更新なら無料、再発行でも1,000円前後で復活できます。まずは失効の種類と猶予期間を確認し、更新か再発行かを判断しましょう。更新はオンラインが最速ですが、カード本体が失効している場合は窓口申請のみ。
必要書類はカード・有効期限通知書・照会書兼回答書・本人確認書類が基本セット。紛失時は遺失届番号も忘れずに。
更新忘れ自体に罰則はありませんが、失効中は健康保険証機能や各種オンラインサービスが制限されます。
この記事のフローチャートとチェックリストを活用し、余裕を持って手続きを完了させてください。新しいカードで快適なデジタル行政サービスを取り戻しましょう!
コメント