熊本県・阿蘇市で昼食(ランチ)選びに迷っているなら“強く”ここをオススメしますよ。
そう、そのお店とは「山賊旅路」の事です。「さんぞくたびじ」と読みます。
山賊旅路は熊本の郷土料理「だご汁」がいただけるお店で、その味は絶品。
ほんとに誇張ではなく、ビックリするぐらいレベルの高いお店ですよ。
その証拠に食べログで高い評価を得ているだけでなく、各メディアでも取り上げられている名店なんですよ。
これまで数え切れないぐらい阿蘇に行き、いろいろなお店で食事をしましたが、山賊旅路がやはりナンバーワンですね!
そんなわたしがおすすめする阿蘇の山賊旅路をご紹介しましょう!
山賊旅路
国道57号線にある山賊旅路は、店頭にどデカイ赤提灯がぶら下がっていますので、これを目印にいきましょう。
普通に車を走らせていれば見落とすのはまずありません。それぐらい大きい赤提灯です。直径1m以上はありますかね。
それでも心配というあなた。隣は熊本の人気チェーン店「べんとうのヒライ」なので、その看板を目がけて行ってください。これで迷わないはずです。
駐車場はL字型に広がっており、20台程度は駐車できます。なので、駐車に関しても困るという事はないでしょうね。
早速、車を降り、店内へ進みます。
平日のお昼前(11:40頃)の入店だったので、まだそこまでお客さんは多くありませんでした。
店内はテーブル席(8人用)との座敷(4人・8人用)が広がります。ゆったり座敷でくつろぐのも良いし、足腰が悪いお年寄りはテーブル席で、など様々なシーンで利用する事ができそうです。
天井には全国から集めた土鈴が数えきれないほど吊るされていて、圧巻。
そんなこんなで、今回は一人での利用であったが4人用の座敷に案内されましたよ。
着席すると間もなく、「おしぼり」「お茶(急須付き)」と「小皿に盛られた高菜」がテーブルの上に運ばれてきました。お茶だけでなく高菜が提供されるのは嬉しいですね。
また、その手際の良さも素晴しかったですし、スタッフさんも元気で明るいんです。利用しているこちらもつい元気になってしまいますよ。
山賊旅路のメニュー(郷土料理)
どれにしようか迷ってしまうほどメニューは豊富です。
どれもこれも郷土料理を前面に押し出した構成になっています。
だご汁定食(高菜めし)
今回オーダーしたのは「だご汁定食(1,250円)」。ご飯は「高菜めし」or「山賊めし」が選択でき、高菜めしでお願いしました。
※山賊めしとは、竹の子・シイタケ・鶏肉・ごぼうを甘辛く味付けしてご飯と混ぜた「混ぜご飯」の事。
待つこと5分ほど。お盆に乗っ状態で「だご汁定食」が運ばれてきました。
まず驚くのはその品数とボリュームです。お盆に所狭しと配された一品一品はどれも魅力的。そしてボリュームも満点で男性の大人でも十分満足できる内容ですね。
まずは「だご汁」から。
スープは味噌仕立てがベースになっています。また具材それぞれの味が絶妙なバランスを保っていて、生姜の風味がそれを一層際立たせているんです。「ほっこりする味」とは正にこの事でしょう。
※だご汁とは・・・熊本弁で“だご”とは団子のこと。小麦粉を練って小さくちぎった団子を汁に入れて頂く郷土料理のこと。一口にだご汁と言っても熊本県内各地方で具材やスープのベースが異なる。
平べったく伸された団子はこれ以上ないモッチリ感を出していて、迫力満点。
その団子がゴロゴロとどんぶりの中に盛り込まれていますよ。
続いて“こんもり”と盛られた「高菜めし」をいただきます。
これもなんとも言えないちょうど良い塩分と高菜の風味が懐かしい。どこまでも“ほっこりする味”でなんとも心安らぐ。塩分も気持ち控えめで、小さな子供でも十分食べられる味ではないでしょうかね。
しかしこの高菜めし。食べても食べてもなくなりません。ボリューム満点すぎるんですよ。ほんと。
利用シーン
【デートOK】
お店の雰囲気は落ち着いています。そしてメニューも郷土料理。どこか地味な印象はありますがが、デートでも使えるお店ですよ。
実際、若い方も来店されていましたし、落ち着いた雰囲気で地元の郷土料理をいただく、それも逆にお洒落だと思いますけどね。ましてや食べログでも評価を得ているお店です。彼女だって満足するはずです。
【ファミリー層OK】
冒頭で書いたように座敷だってあります。小さな子どもがいても安心して使うことができるでしょう。渋めの店内とメニューではありますが、十分使えるお店です。
【お年寄り】
足腰が悪いお年よりでもテーブル席があるので大丈夫!!負担無く食事を取ることができるでしょう。ただ、一点注意なのはボリューム満点なのでオーダーには気をつけることです。
アクセス
山賊旅路は阿蘇のど真ん中に位置します。昼食を取って、阿蘇山頂に向かうも良し、周辺の観光施設に向うも良いです。
阿蘇カルデラが一番綺麗に見れる「大観峰(だいかんぼう)」に向かうのも距離的には問題ありません。立地的には、昼食後どこに動くにもベストな位置にあるのがこのお店でしょうね。
さらには熊本空港へも1時間弱の距離にあるので、本当に文句のつけようがないですね。
利用する時間
今回は、入店したのが平日のお昼前という事もあり、入店後は空いていました。しかし12時を回った瞬間、すぐ満席を迎えましたよ。
平日の昼食時とはいえさすが繁盛店。休日などは時間帯によっては待つことになりそうですね。お昼前など若干時間を外して行くのが良いかもしれません。客層も作業着を着た地元客と思われる方も多く、観光客も含め幅広いです。
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