「桃鉄(桃太郎電鉄)」をやったことがある方なら、分かるはずです。
電車で全国各地を巡って、その土地の名産品や物件を買い集めていく、あのゲームの感覚。
実際に旅をするとき、なんとなく桃鉄っぽいルートで動きたくなる、みたいな気持ちってありませんか?
わたしが小田原を訪れたとき、まさにそんな気分でした。
小田原といえば、かまぼこ・干物・梅干し。
桃鉄でもおなじみの名産品が揃う街です。
でも今回わたしが一番テンションが上がったのは、そのどれでもありませんでした。
守谷製パン(守谷のパン)という、昔ながらの町のパン屋さんです。
あの桃鉄の小田原物件・なつかしのパン屋のモデルとも言われるお店です。
手書きのメニュー表、飾らない店内、地元の常連さんの行列。
まるで桃鉄の街に迷い込んだような、懐かしくて温かい空気がありました。
この記事では、小田原の懐かしパン屋「守谷製パン」の魅力を、桃鉄気分で旅する視点からたっぷりお届けします。
読み終わる頃には、小田原に行きたくて仕方なくなっているはずです。
桃鉄気分で小田原へ!懐かしい街の雰囲気を楽しもう
桃鉄と小田原の意外な相性の良さ
桃太郎電鉄(桃鉄)は、日本全国の都市を鉄道で巡るボードゲームです。
各地の名産品や物件を買いながら、日本の地理と文化を体感できるのが人気の理由です。
小田原は、神奈川県の西部に位置する城下町です。
東海道新幹線(こだま)や小田急線、JR東海道線など複数の路線が通る交通の要衝(交通の中心地)でもあります。
桃鉄的な視点で言うと、小田原は乗り換えの拠点になりやすい街です。
熱海・箱根・伊豆方面へ向かう途中で立ち寄るプレイヤーも多いはず。
実際の旅でも同じで、「小田原で途中下車して食べ歩き」というプランはとても自然です。
短時間でもしっかり楽しめる、コスパの高い観光地なんですよね。
昭和レトロな街並みが桃鉄の世界観にリンクする
小田原には、昭和の雰囲気を残した商店街や路地裏があります。
チェーン店が並ぶだけの駅前ではなく、昔ながらの個人店がまだ現役で営業している。
その雰囲気が、桃鉄で訪れる地方都市のイメージにぴったり重なります。
桃鉄の街って、なんとなく「人の温かみ」があるじゃないですか。
小田原も、まさにそういう空気を持った街です。
観光地として整備されすぎず、かといって寂れてもいない。
日常と非日常がちょうどいいバランスで混ざっているところが、小田原の魅力だと思います。
名産品が豊富な小田原は桃鉄的においしい街
桃鉄で重要なのが、その土地の「名産品」です。
小田原は、名産品という観点でもかなり充実した街です。
- かまぼこ:小田原かまぼこは全国的に有名な練り物の名産品
- 干物:相模湾(さがみわん)で獲れた魚を使った干物が名物
- 梅干し:小田原梅(おだわらうめ)は江戸時代から続く伝統品
- 懐かしパン:守谷製パンに代表される昔ながらのパン文化
ぶっちゃけ、食べるものに困らない街です。
桃鉄で言えば「いい物件が揃っている駅」のイメージです。
懐かしパンの聖地「守谷製パン」の外観と雰囲気
黄色い看板が目印の昔ながらのパン屋さん
守谷製パンは、黄色い看板に「守谷のパン」と書かれた、シンプルな外観のお店です。
チェーン店のような洗練されたデザインはありません。
でもその分、昭和の町のパン屋さんらしい、懐かしい雰囲気が漂っています。
「あ、こういうパン屋さん、子どもの頃にあったな」
そう思わせてくれる外観です。
ガラス張りの入口から店内が見えて、奥では職人さんがパンを作っているのが分かります。
その光景が、また懐かしさを増してくれるんですよね。
手書きメニュー表が語る「変わらない味」へのこだわり
店内に入ると、壁いっぱいに手書きのメニュー表が貼られています。
縦書きの力強い文字で、商品名と価格がずらっと並ぶ。
デジタルサイネージ(電子看板)でも印刷物でもない、手書きならではの温かみがあります。
これを見た瞬間、「あ、このお店は信頼できる」と直感しました。
手書きで書き続けるということは、毎日このお店で誰かが丁寧に仕事をしているということです。
メニューの内容が変わることがあっても、その誠実さは変わらない。
そういう積み重ねが、地元の人たちに何十年も愛される理由だと思います。
訪れるたびに並んでいる地元常連客の行列
守谷製パンの前には、いつも人が集まっています。
観光客らしき人もいますが、多いのは明らかに地元の常連さんです。
慣れた様子でさっと注文して、手慣れた感じで持ち帰っていく。
その光景が、このお店の本当の実力を教えてくれています。
観光客がSNSで話題にしているから来るのではなく、地元の人が毎日食べたいから来る。
これが本物の人気店の証拠だと思うんですよね。
桃鉄で言えば、「地元民御用達の隠れた名物物件」といったところでしょうか。
守谷製パンの懐かしパンを全力レポート
あんドーナツ:絶大なボリュームのあんこに感動
守谷製パンで一番の人気商品が、あんドーナツです。
手に取ると、ずっしりとした重さが伝わってきます。
表面にはグラニュー糖(粗い粒の白砂糖)がたっぷりまぶされていて、均一なきつね色に揚がっています。
割ってみると、中にはこしあん(なめらかに裏ごしした粒のないあんこ)がぎっしり。
生地よりもあんこの方が多いんじゃないかというくらいのボリュームです。
食べると、まずカリッとした生地の食感。
そして小豆の風味がしっかりしたあんこの甘みが広がります。
甘すぎず、後味すっきり。
これマジで、一口食べたら止まらなくなります。
昔ながらのあんドーナツって、こんなにおいしかったんだと気づかせてくれる一品です。
食パン・コッペパン:毎朝食べたい懐かしの定番
守谷製パンの食パンは、シンプルで飽きのこない味わいです。
余計なものが入っていない、まっすぐな美味しさ。
耳まで柔らかく、トーストしてバターを塗るだけで最高の朝食になります。
コッペパン(ホットドッグ型のやわらかいパン)は、フィリング(中身・塗り物)を選べるスタイルです。
| 選べるフィリング | 特徴 |
|---|---|
| マーガリン | シンプルで懐かしい定番の味 |
| バタークリーム | 甘さと塩気のバランスが絶妙 |
| いちごジャム | 甘酸っぱくて子どもにも人気 |
| ピーナッツ | コクがあってボリューム感あり |
| チョコレート | 甘いもの好きにおすすめ |
| からしバター | 大人向けのピリッとした風味 |
何を選ぶか迷う時間も、懐かしパンの楽しみのひとつです。
甘食・ロックケーキ:昭和レトロな雰囲気たっぷりの一品
守谷製パンのメニューの中でも、特に「懐かしい」と感じさせてくれるのが甘食とロックケーキです。
甘食(あましょく)は、ドーム型のふんわりとした甘いパンです。
昭和の給食やおやつで食べた記憶がある方も多いはず。
素朴な甘さが、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。
ロックケーキは、イギリス発祥の岩のようにごつごつした見た目の焼き菓子です。
甘さ控えめで、紅茶やコーヒーとの相性が抜群です。
「こういうの、昔あったよな」と思わせてくれる、正真正銘の懐かしパンです。
あんドーナツばかり注目されがちですが、これらの定番商品もぜひ試してみてください。
懐かしパンが愛され続ける理由を深掘りする
「変えないこと」が最大のこだわり
守谷製パンが何十年も地元に愛され続けている理由。
それは、変えないことへのこだわりだと思います。
食のトレンドは常に変化しています。
高級食パンブーム、クロワッサンブーム、台湾カステラブーム。
次々と流行が生まれては消えていきます。
守谷製パンはそのどれにも乗らず、ずっと同じメニューを作り続けています。
これは決して「時代遅れ」ではありません。
毎日同じ品質のものを作り続けるには、材料の選定・生地の発酵管理(イーストが糖を分解してガスを出す工程)・揚げ時間の管理まで、すべての工程を丁寧にこなす必要があります。
「変えない」ということは、それだけの技術と努力の積み重ねです。
価格を守ることで地元の日常に根付いている
守谷製パンのもう一つの魅力は、リーズナブルな価格設定です。
あんドーナツや惣菜パンが数百円台で購入できます。
おしゃれなベーカリーでは1個500円〜1,000円以上するものも珍しくない時代に、守谷製パンは地元の日常使いに合わせた価格を守り続けています。
これが「懐かしパン」である理由のひとつです。
高くなればなるほど、パンは「特別な日のもの」になっていきます。
守谷製パンは、パンを「日常のもの」として提供し続けているんです。
地元の人が毎日通える価格。
それが、この街の日常風景に溶け込んでいる理由です。
手作りの温かみは機械には出せない価値
守谷製パンには、どこを見ても「人の手」の温かみがあります。
手書きのメニュー表、張り紙、職人さんの丁寧な接客。
大手チェーンや機械化されたベーカリーでは絶対に出せない雰囲気です。
懐かしパンの「懐かしさ」の本質は、味だけではありません。
人が作っている実感、場所の空気感、変わらない安心感。
これらが合わさって初めて、懐かしパンの価値が生まれます。
守谷製パンには、それが全部あります。
桃鉄聖地巡礼×懐かしパンで小田原をもっと楽しむ方法
桃鉄プレイヤーにおすすめの小田原観光ルート
桃鉄気分で小田原を巡るなら、以下のルートがおすすめです。
- 守谷製パン(朝イチで懐かしパンを確保)
- 小田原城址公園(日本百名城のひとつ。天守閣から街を一望できる)
- 小田原かまぼこ通り(練り物の名産品を食べ歩き)
- 鈴廣かまぼこの里(かまぼこの体験工房や直売所が充実)
- 小田原駅周辺の商店街(干物・梅干しなどのお土産を調達)
守谷製パンはできるだけ早い時間に訪れて、あんドーナツをゲット。
その後は桃鉄の駒を進めるように、各スポットを回っていくイメージです。
「小田原で一日いくら使えるか」を自分で設定して、予算内で楽しむのも桃鉄っぽくて面白いですよ。
懐かしパンを片手に小田原の名産品と組み合わせる
守谷製パンのあんドーナツやコッペパンは、手で持ちながら歩けるサイズ感です。
食べ歩きとの相性が抜群で、他の名産品と組み合わせやすいのが嬉しいポイントです。
たとえば、こんな組み合わせが楽しいです。
- 守谷製パンのあんドーナツ → 小田原城を眺めながら食べる
- コッペパン(バタークリーム) → かまぼこ通りを歩きながら食べる
- 食パン → お土産として自宅に持ち帰り、朝食で楽しむ
懐かしパンは、小田原の食文化の一部です。
名産品と組み合わせることで、小田原の魅力をより深く体験できます。
訪問前に確認しておきたい守谷製パンの基本情報
守谷製パンへ行く前に、以下をチェックしておきましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 定休日 | 日曜日 |
| 予約 | 不可 |
| 支払い方法 | 現金を推奨(事前確認を) |
| おすすめ訪問時間 | 開店直後(人気商品は早めに売り切れる可能性あり) |
| 価格帯 | 200円台〜500円台 |
日曜定休と売り切れの可能性だけは、特に注意してください。
せっかく桃鉄気分で小田原まで来たのに、閉まっていたら悲しすぎます。
まとめ
小田原で桃鉄気分の旅をするなら、守谷製パンは絶対に外せないスポットです。
手書きのメニュー表、昭和の懐かしさが漂う店内、変わらない味へのこだわり。
桃鉄の世界に迷い込んだような、温かくて懐かしい雰囲気がここにあります。
特にあんドーナツは、ぎっしり詰まったこしあんとカリッとした揚げ生地のバランスが絶大で、一口食べれば「また小田原に来よう」と思わせてくれます。
かまぼこ・干物・梅干しといった小田原の名産品とあわせて、自分だけの「小田原食べ歩き桃鉄ルート」を組み立ててみてください。
懐かしパンが、旅の記憶をより豊かにしてくれるはずです。
日曜定休・予約不可・早めに売り切れる可能性あり。
この3点だけ頭に入れて、ぜひ開店直後に守谷製パンへ足を運んでみてください。




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