Notionで日記を始めよう|シンプルで続けやすい記録術入門

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Notionを仕事や勉強用にインストールしたものの、実は日常の記録には使えていない――そんな声をよく耳にします。

SNSは気軽だけれど公開前提、紙の日記帳は手軽だけど検索できない。そこでおすすめなのが「Notion日記」です。

テンプレートを複製するだけでレイアウトが完成し、スマホとPCの同期でどこでも書けるうえ、写真やリンクもワンタップで貼り付け可能。

とはいえ「設定が難しそう」「毎日続くか不安」という初心者も多いはず。本記事ではシンプル設計で始める日記ページの作り方と、三日坊主を防ぐ入力テク、モチベ維持のコツを段階的に解説します。

読み終えたころには、今日から書き始めたくなる具体的な手順が手に入ります。

Notion日記が選ばれる3つのメリット

検索・タグで過去の記録に秒速アクセス

全文検索に加え、好きなキーワードをタグとして列に追加できるため、「旅行」「読書」「体調」など分類しながらも一括検索が可能。

紙の日記でありがちな “あの出来事はいつ?” という迷子時間をゼロにできます。

画像・音声・リンクも一括保存

スマホカメラで撮った写真をドラッグで貼るだけ、音声メモもファイル添付でOK。

Web記事はURLを入れると自動でカード化され、見返すときの視認性が段違い。気分や学びをマルチメディアで残せるのが紙にはない魅力です。

振り返りビューで自己分析が簡単

データベース化した日記はカレンダービューで“空白の日”が一目瞭然。さらにGalleryビューへ切り替えると写真付きアルバムに変身し、モチベーションがアップ。まとめて振り返る仕組みがあるから継続しやすいのです。

シンプル日記ページの基本設計

テンプレートを複製して土台を作る

左サイドバーの「テンプレート」→「Journal」を選び「Duplicate」をクリック。タイトル・日付・タグ・メモの4列だけに削ぎ落とされたミニマル設計が完成します。複雑なカスタムはあとからでOK、まず“書ける場”を作るのが第一歩です。

プロパティ設定:最低限4項目で十分

  • Date(日付:自動入力)
  • Title(タイトル:その日の象徴ワード)
  • Tag(気分・テーマ)
  • Memo(本文:好きな長さ)

余計な列は非表示にし、スマホでも横スクロールなしで閲覧できる幅に留めるのがポイントです。

モバイルファーストのレイアウト調整

ビューをTable→Listに変更すると、スマホ画面でも各エントリがカード状に表示され操作しやすくなります。アイコンを絵文字にすると視覚的なモチベーションUP。夜間投稿が多い人はアプリのダークモードをオンにし、目の負担を軽減しましょう。

毎日書きやすくする入力テクニック

テンプレートボタンで1日1ページを自動生成

ページ上部に/template buttonを挿入し、ボタン名を「+ 今日の日記」に設定。中身に空の行と「Date: now」のタグを仕込めば、タップひとつで新規ページが自動生成され日付も即入力。書くまでのハードルを物理的に下げます。

スラッシュコマンドの時短活用

  • /quote:名言やハイライトをインデント引用
  • /checklist:今日のTo-doをそのままメモ
  • /embed+YouTubeリンク:学び動画を貼付

毎回メニューを開かずとも、キーボードだけで装飾でき流れるように書き進められます。

音声入力+写真一括貼りで時短更新

スマホキーボードの音声入力を使えば通勤中でもハンズフリー。写真は複数選択→共有メニューからNotionへ送信すると、自動でその日のページにギャラリー表示されます。入力の手間を極力減らし「書くより貼る」を意識すると継続率が上がります。

続けるコツとモチベーション管理

3行ルールで心理的ハードルを下げる

「タイトル+良かったこと+気づき」の3行だけを書くと決めると、眠い日でも数分で完了。書き始めると自然に詳細を書き足す日もあり、結果的に継続しやすくなります。

月初に振り返りページを自動生成

テンプレートボタンで「Monthly Review」を作成し、Rollupで先月分の日記を集計。タグごとにポジティブな出来事を数えると、自分の興味や成長が可視化されモチベが回復。レビュー習慣が“続ける理由”になります。

完了率を可視化するハビットトラッカー連携

日記DBとRelationで接続したハビットトラッカーに「日記を書く」チェック列を追加。カレンダービュー下部のProgressバーが100 %に近づくと達成感が得られ、書き忘れ防止リマインダーとしても機能します。

スマホ活用でどこでも記録

ホームウィジェットでワンタップ起動

iOSならウィジェット、Androidならショートカットに日記ビューを固定。アプリを探す手間ゼロで即入力画面になるため、思いつきを逃さず残せます。

オフライン編集と自動同期

地下鉄や機内でも前回開いたページはオフラインキャッシュが働くので安心。再接続時に自動マージされ、PC側でも同時に更新。通信状況を気にせず書けることが“習慣化”につながります。

リマインダー通知を賢く設定

カード内で@remind 22:00と入力すると、毎日22時にプッシュ通知。寝る前3分を書く習慣を固定できます。通知が多いと感じたらアプリ設定で「Only mentions」をオフ、日記のみ残すなどチューニングしましょう。

まとめ

Notion日記は「テンプレート複製+最低限4列」というシンプル設計で、誰でも今日から始められます。

音声入力や写真貼付で入力の手間を削ぎ落とし、ハビットトラッカーや月次レビューで振り返り仕組みを用意すれば、三日坊主とは無縁に。

スマホウィジェットとオフライン編集を組み合わせれば、移動中や就寝前でもサクッと更新でき、日々の気づきが自然に蓄積されます。

まずはテンプレートを複製し、3行ルールで“今日”を書き残してみましょう。それが未来の自分への最高のプレゼントになります。

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