ロンドン観光で外せないスポットといえば大英博物館。
古今東西の貴重なコレクションを入場無料で楽しめるため、毎日多くの旅行者が訪れます。
ただし館内はとにかく広大。事前に見どころやルートを把握していないと、時間ばかりが過ぎて「結局ロゼッタストーンしか見ていない…」なんてことになりかねません。
そこで本記事では、博物館ビギナーのわたしが実際に歩いて撮影した写真とともに、初心者でも迷わず満喫できる回り方を徹底ガイド。
必見展示・館内施設・トイレ事情・混雑回避のコツまで、読めばそのまま現地で役立つ最新情報をお届けします。
大英博物館の基本情報と入館の流れ
アクセス・営業時間
トッテナムコートロード駅・ホルボーン駅から徒歩約5分。開館時間は10:00-17:00(金曜は20:30まで)ですが、最終入場は閉館の1時間前です。朝イチなら展示室をゆったり撮影できます。
入場は無料、企画展のみ有料
常設展は完全無料。入口ゲート横の窓口で寄付を募っていますが任意です。有料の
「企画展(Special Exhibition)」はオンライン前売りがお得。時間指定チケットで行列回避が可能です。
セキュリティチェックは意外とスムーズ
入場時に簡易的な手荷物検査があります。バックを開けて中を軽く確認されるだけなので、混雑していても流れは早め。ただしスーツケースや大型バッグは不可のため、宿泊先に預けてから向かいましょう。
必見展示ベスト3と撮り下ろし写真
ロゼッタストーン(Room 4)

▲撮影:わたし – 群衆の合間から狙ったロゼッタストーン
古代エジプト象形文字解読の鍵として有名な石碑。ヒエログリフ・デモティック・古代ギリシャ語の三言語が刻まれています。午前中は比較的写真が撮りやすいですが、昼以降は人垣ができやすいので要注意。
ラムセス2世の胸像(Room 4)
古代エジプト史上屈指の大王、ラムセス2世の巨大胸像。赤みがかった花崗岩の質感が美しく、近くで見ると細部の彫刻も必見。写真を撮るなら下からあおる構図が迫力満点です。
イースター島のモアイ像「ホア・ハカナナイア」(Room 24)
現地語で「失われた/隠された友人」を意味するモアイ像。高さ2.4m、重さ4トン超の玄武岩製で、背中に彫られた鳥人のレリーフは必見。訪れた際はぜひ後ろに回り込んで鑑賞しましょう。
所要時間別おすすめルート
サクッと2時間コース
- グレートコート → Room 4(ロゼッタストーン・ラムセス胸像)
- Room 18(パルテノン彫刻ギャラリー)
- Room 24(モアイ像)
- ショップでお土産
じっくり3時間+カフェ休憩コース
上記ルートにミイラ展示(Rooms 62-63)と日本ギャラリー(Room 92)を追加。中央広場のカフェで30分休憩すれば、歩き疲れもリセットできます。
半日満喫コース
特別展も鑑賞したい人向け。午前に常設展を回り、ランチを挟んで午後から企画展へ。再入場は可能なので、外のレストランで食事を取るのもおすすめです。
館内施設&トイレ事情~注意点まとめ~
トイレは見つけたら即利用が鉄則
女性用トイレは常に行列。広い館内で迷う前に、見かけたタイミングで済ませておくと安心です。男性用は比較的スムーズですが、混雑期は並ぶことも。
カフェとショップが便利
中央のグレートコートにはカフェとスナックバーがあり、サンドイッチやスコーンで軽食休憩が可能。ショップは書籍・レプリカ・文房具など品揃え豊富で、博物館ロゴ入りトートバッグが人気です。
写真撮影とマナー
常設展は基本撮影OKですがフラッシュ禁止。三脚・自撮り棒も不可です。他の来館者の鑑賞を妨げないよう、長時間の占有や大声での会話は控えましょう。
まとめ:初心者でも120%楽しむコツ
事前に見どころを絞る・トイレは早めに・カフェで適度に休憩――この3点を意識するだけで、大英博物館は初心者でも快適に巡れます。
入場無料とは思えない圧倒的ボリュームの展示は、歴史好きはもちろんライトな観光客も大満足。
この記事を参考に、限られた旅行時間の中でもロンドン随一の文化体験を存分に味わってください!次回は企画展や周辺スポットも組み合わせて、ロンドン観光をさらに充実させてみてはいかがでしょうか。
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