2025年6月に開催されるGⅠ安田記念2025。春のマイル王決定戦として注目を集めるこのレースは、毎年ハイレベルなメンバーが揃い、調教内容の良し悪しがレース結果を大きく左右します。
この記事では、「安田記念2025 追い切り評価」というキーワードで多くの方が検索されているように、最終追い切りや1週前追い切りの動きをもとに、状態の良い馬をピックアップし、仕上がり具合や注目点をわかりやすく解説していきます。
ロングラン|7歳でも進化!南ウッドでの豪快な伸び
鋭い末脚で調教トップ評価
南ウッドコースでの最終追い切りではラスト1ハロン11.4秒と驚異的な伸びを見せ、年齢を感じさせない動きを披露。楽な手応えで先着し、まさに絶好調といえる仕上がりです。
左回りへの適性がカギ
一方で懸念されるのは左回り。過去にやや不安定な成績を見せており、鞍上の手綱捌きが問われる場面もあるかもしれません。ただし、調教での好感触がその不安を打ち消す可能性も十分にあります。
陣営のコメントもポジティブ
陣営からは「状態面では言うことなし」との声も聞かれ、年齢による衰えを感じさせない調教内容となっています。重賞3連勝へ向けて視界良好です。
シックスペンス|休み明けでも抜群の気配
坂路での鋭い動き
坂路でラスト1ハロン11.7秒という好タイムをマーク。休み明けながらもフレッシュな動きで、脚元のバネを感じさせる仕上がりです。
6ハロン81秒の好時計
さらに、南ノット6ハロン81秒という全体時計も優秀で、調整段階から高いレベルを維持しているのが分かります。国枝調教師も「順調そのもの」とコメントしており、体調面の不安はなさそうです。
過去の実績からも注目度大
前走でGⅡクラスを楽勝しており、GⅠ挑戦も不安なく臨める実力馬。今回は人気も想定されますが、調教内容から見ても信頼に足る存在です。
ソウルラッシュ|勢いそのままGⅠ連勝を狙う
昨年覇者を破った実力
前走では昨年の安田記念覇者ロマンチックウォリアーを破る金星を挙げ、勢いに乗っての参戦です。
坂路で終い11.8秒の好時計
1週前の坂路追い切りでラスト1F11.8秒をマークし、終い重点ながらキレのある動きを披露。馬体の張りも良く、力強さが目立ちました。
軽快なフットワークと柔らかさ
追い切りでは素軽いフォームが目立ち、馬の柔軟性が活かされた走り。テンションも落ち着いており、前走に続く好走が期待されます。
ジャンタルマンタル|世代最強マイラーが復帰戦
1週前の自己ベスト更新
注目は何と言ってもジャンタルマンタル。栗東坂路での1週前追い切りでは4F50.1秒、ラスト1F12.2秒という自身のベストを大幅に更新。これは評価せざるを得ません。
川田騎手騎乗での反応も抜群
川田将雅騎手が跨った最終追い切りでも楽な手応えで先着し、休み明けながら仕上がりに不安は感じられません。
過去のパフォーマンスから見える期待感
3歳時に朝日杯FSを制した実績を持ち、マイル路線ではトップクラスの力を誇ります。今回も堂々の主役級と言って良いでしょう。
その他の注目馬たち|伏兵の動きも良好
トロヴァトーレ|堅実な時計と好気配
南Wでの調整を続けるトロヴァトーレは、ラストの伸びも上々で、安定感ある動きを見せています。大崩れはなさそうな雰囲気です。
ダディーズビビッド|内回り巧者が狙う一発
坂路での終いの脚に鋭さがあり、人気薄ながらも気配は上々。展開次第では馬券圏内突入も狙えそうです。
ノースブリッジ|距離短縮で変わり身あり
調教の動きは重め残り感もありますが、GⅠ実績のある馬だけに、当日の気配次第では侮れません。
まとめ|追い切り評価から見る注目馬ベスト3
2025年の安田記念に向けて調整を進める各馬の中で、特に評価が高かったのは以下の3頭です。
- ジャンタルマンタル:自己ベストを更新し、迫力満点の走り。
- ロングラン:高齢ながら南Wで鋭い末脚を披露。
- シックスペンス:休み明けとは思えない鋭さと反応。
どの馬も状態は良好で、調教内容からは甲乙つけがたい仕上がりです。本命候補の絞り込みには追い切り評価が不可欠。
レース当日まで気配をしっかりと見極めていきたいところです。
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