エックスサーバーでブログを始めようと決めたとき、最初に迷うのが「10日間の無料お試し」から入るか、それとも「WordPressクイックスタート」で一気に開設するか、という選択です。どちらも正解になり得ますが、目的と状況が噛み合っていないと「思っていたより手間が増えた…」という後悔につながります。
たとえば「とりあえず無料で触りたい」と始めたのに、結局ブログを作る段階でドメイン設定やSSL設定で詰まって時間を溶かす人もいます。逆に「時短したい」とクイックスタートを選んだのに、支払い方法や既存ドメインの都合でやり直しになるケースもあります。
この記事では、両者の違いを初心者でも迷わないように整理し、あなたに合う申し込み方法をスパッと決められる判断基準を用意しました。読み終えたら、今日中に「申し込み→記事を書く」まで一直線で進めるはずです。
無料お試しの通常申し込みとは?向いている人を整理
無料で触れる安心感が最大のメリット
通常申し込みの魅力は、やはり10日間の無料お試しです。初めてレンタルサーバーを契約する人にとって、「お金を払う前に触れる」という安心感は大きいですよね。
特に、サーバーパネルの操作感を見ておきたい方や、プログラムを動かす予定がある方は、無料期間で試運転できるのが助かります。WordPressブログに限らず、メールやFTP、データベースなどの管理画面をざっと眺めるだけでも、契約後のイメージが固まります。
ただし、ここで大事なのは「試すこと」が目的になってしまうと前に進みにくい点です。ブログのゴールが運営して記事を積み上げることなら、無料期間は“確認”として上手に使うのがコツです。
支払い方法が豊富で柔軟に進めやすい
通常申し込みは、支払い方法の選択肢が広いのも特徴です。クレジットカードが苦手な方や、カードを使わずに管理したい方にとって、柔軟性があるのは安心材料になります。
また、会社の経費処理の都合で支払い方法を選びたい方や、家族の事情でカード決済を避けたい方にも向いています。ブログは長期戦になりやすいので、支払いのストレスが少ない形を選べるのは地味に効きます。
「まずは無料で触る+支払い方法も含めて検討したい」という慎重派には、通常申し込みは相性が良い選択肢です。
注意点:結局WordPress開設は自分でやる必要がある
通常申し込みでつまずきやすいのが、WordPressブログを“公開できる状態”にするまでの工程です。レンタルサーバーを契約しただけでは、ブログは完成しません。
多くの初心者が詰まるポイントは、次のような作業です。
- 独自ドメインの取得とサーバーへの紐付け
- SSL(https化)設定
- WordPressのインストールと初期設定
慣れている人なら淡々と進められますが、初めてだと「どの画面で何をすればいいの?」となりやすいです。無料期間を使ったのに、設定に時間がかかって結局スタートが遅れる…というのが、よくある“もったいないパターン”です。
クイックスタートとは?時短できる理由と特徴
最短10分でブログが完成する“自動化”の正体
WordPressクイックスタートは、サーバー契約と同時にブログ開設に必要な作業を一括で自動処理してくれる仕組みです。
具体的には、申し込み画面で必要事項を入力するだけで、以下がまとめて終わります。
- サーバー本契約
- 独自ドメイン取得と紐付け
- 無料SSL設定(https化)
- WordPressインストール
初心者がつまずきやすい工程がごっそり消えるので、体感としては「入力→ログイン→記事を書く」がすぐにできます。ブログ運営で一番大事な“記事を書くフェーズ”に最短で到達できるのが最大の価値です。
永久無料ドメインが最初から適用されやすい
ブログを続けるほど気になるのが、固定費の積み上がりです。ドメイン代は年間で見ると大きくないように感じますが、長期運用だと地味に効きます。
クイックスタートは、条件を満たす場合に独自ドメイン永久無料の特典を最初から使いやすい流れになっています。申し込みの中でドメイン取得まで一緒に進むので、「あとで申請が必要」「設定が分からない」といった手間が減ります。
ブログ初心者ほど、こういった細かな手続きで止まりやすいので、最初から整っているのはかなり強いです。
注意点:無料お試しなし&支払い方法が限定
便利なクイックスタートですが、注意点もはっきりしています。大きくは次の3つです。
- 無料お試し期間がないため、申し込み時点で支払いが発生しやすい
- 支払い方法がクレジットカード/翌月後払い(ペイディ)中心
- 既に取得済みのドメインをそのまま使えない(新規取得が基本)
つまり、クイックスタートは「ブログを作ると決めている人向け」の最短ルートです。条件に合う人にとっては最高にラクですが、合わない人が選ぶと「やり直し」になる可能性があるので、ここはしっかり押さえましょう。
結論:どっちを選ぶ?後悔しない判断基準
ブログ初心者は基本「クイックスタート」がラク
もしあなたの目的が「とにかく早くブログを作って記事を書きたい」なら、基本はクイックスタートが向いています。理由はシンプルで、初心者がつまずきやすい工程を丸ごと避けられるからです。
ブログは「設定に詳しい人が勝つ」というより、記事を積み上げて改善できる人が勝つ世界です。設定で数日〜数週間止まるのが一番もったいないので、早くスタートして早く1記事目を出すほうが、結果的に失敗しにくいです。
特に副業やアフィリエイト目的の人は、行動が遅れるほど機会損失になります。迷いを減らしたいならクイックスタートは強力な選択肢です。
既存ドメインを使いたいなら「通常申し込み」
すでに他社で取得済みのドメインがあり、それを使ってブログを作りたい場合は、通常申し込みが現実的です。クイックスタートは“新規取得”が基本のため、既存ドメイン運用が前提の人は無理に選ばないほうが安全です。
また、他社サーバーからの移転を予定している方も、通常申し込みで環境を整えたほうが進めやすいことがあります。移転は設定の順番が重要になるので、ここは時短よりも手順の確実性を優先するのがコツです。
「既存資産(ドメインやサイト)がある人」は、通常申し込みで落ち着いて進めるほうが、後々のトラブルが少なくなります。
支払いの都合があるなら「選べる方法」を優先する
支払い方法の都合でクレジットカードやペイディが難しい場合は、通常申し込みのほうが安心です。ブログは続けてこそ価値が出るので、支払いのたびにストレスがあると継続が難しくなります。
ここでのポイントは、「最短で始める」よりも継続できる環境を作ることです。あなたにとってラクな支払い方法が選べるなら、そのほうが結果的に続けやすくなります。
迷ったら、「ブログ運営を続けやすい形はどっち?」という視点で選ぶとブレません。
迷う人がハマる落とし穴と、賢い選び方のコツ
「無料だから」で選ぶと、結局時間を払うことになる
無料お試しは魅力的ですが、「無料=得」と思って選ぶと落とし穴があります。理由は、ブログ開設で本当にコストになるのはお金よりも時間だからです。
たとえば、無料期間で触ったあとに「やっぱりクイックスタートが良かった」と思っても、基本的には後から同じ流れに切り替えるのが面倒になります。結果として、最短ルートだったはずの開設が遠回りになるケースがあります。
無料期間は“確認”として使うのは良いですが、目的がブログ運営なら最初から運営に集中できる選択をしたほうが成功確率は上がります。
「申し込み月の翌月から契約期間」が効いてくる考え方
よくある誤解が、「今申し込むと契約期間が損するのでは?」という不安です。実際は、契約期間の考え方によっては、いつ本契約しても大きな差が出にくいケースがあります。
ここで大事なのは、「無料期間を使い切る」ことよりも「運営を早く始めて、記事とデータを積む」ことです。アクセス解析や検索流入は、運営開始後にしか育ちません。
つまり、ブログ目的なら、無料にこだわりすぎず早くスタートできる方を選ぶほうが、結果的に得になりやすいです。
悩んだら「最初の10記事をいつ書けるか」で決める
迷ったときの最強の判断基準はこれです。「最初の10記事を最短で書けるのはどっち?」で決めましょう。
ブログは最初の10記事で、次のような基礎が一気に固まります。
- 記事構成の型が身につく
- 読者の悩みの見つけ方が分かる
- 検索される言葉(キーワード)が見えてくる
- 書くスピードが上がる
この“基礎固め”が早いほど伸びやすいです。設定で時間を使うより、記事を書く時間に投資する。これが後悔しない選び方の核心です。
申し込み後に後悔しないためのチェックリスト
クイックスタート派:申し込み前に3つだけ確認
クイックスタートで申し込むなら、申し込み前に次の3つだけ確認しておくと安心です。
- 支払い方法(クレカ/ペイディ)が問題ないか
- 新規ドメインで始めてもOKか(既存ドメイン必須ではないか)
- ブログのテーマをざっくり決めているか(最初の10記事の方向性)
この3点がOKなら、ほぼ迷う理由はなくなります。あとは「申し込んで書く」だけです。最初の勢いが一番大事なので、準備に時間をかけすぎず、スパッと進めましょう。
通常申し込み派:無料期間の使い方を決めておく
通常申し込みで無料お試しを使うなら、だらだら触って終わらないように、無料期間でやることを決めておくのがおすすめです。
たとえば、こんな使い方が現実的です。
- サーバーパネルを触って、必要な機能が揃っているか確認する
- 自分のPCや環境で問題なくログイン・操作できるか試す
- 本契約後のWordPress開設手順をざっとイメージしておく
無料期間のゴールは「触って満足」ではなく、本契約後に迷わず開設できる状態を作ることです。ここがズレると、時間だけ消費してしまいます。
どちらでも共通:最初の1記事のテーマを決めておく
申し込み方法よりも大事なのが、実は最初の1記事です。ここが出ると、ブログは一気に“自分のもの”になります。
おすすめは、次のどれかで1記事目を決めることです。
- 自分が最近ハマったこと(体験談が書きやすい)
- 過去に困ったこと(解決記事にできる)
- 人からよく聞かれること(需要が見込みやすい)
「最初の1記事を何にするか」まで決めてから申し込むと、開設直後に迷わず書き始められます。スタートダッシュが決まるので、ここはぜひ意識してみてください。
まとめ
エックスサーバーの「10日間無料お試し」と「WordPressクイックスタート」は、どちらが優れているかではなく「あなたの目的に合うか」で選ぶのが正解です。ブログ初心者で、設定に時間をかけずにすぐ記事を書き始めたいなら、クイックスタートが最短ルートになりやすいです。
いっぽう、既存ドメインを使いたい人や、支払い方法の自由度を優先したい人、慎重に操作感を確かめたい人は通常申し込みが合います。迷ったら、無料にこだわるより最初の10記事を早く書けるかで判断してみてください。
ブログは“設定の正しさ”より“継続して改善できるか”で伸びます。あなたに合う方法で、今日から気持ちよくスタートしましょう。

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