JGC(JALグローバルクラブ)を最短・最安で目指すなら路線選びがすべて。
王道の羽田⇔那覇、羽田⇔新千歳、伊丹⇔那覇を中心に、区間マイル・FOP・運賃・FOP単価を完全表で比較し、3往復でクリスタル、8往復でサファイアなど到達目安をシミュレーション。2025年最新の先得運賃・JAL公式区間マイル・実搭乗例を基に、費用効率を徹底解説します。
この記事を読めば、自分に最適な“修行ルート”が明確になり、次の予約と年間計画が今日から立てられます。
JGC修行の基本をおさらい ―マイルとFOPはどう稼ぐ?
JGC(JALグローバルクラブ)を取得するには、JMBサファイア以上のステイタスを獲得することが前提です。
サファイア到達基準は年間50,000 FOPもしくは搭乗50回+15,000 FOP。
FOPは<区間マイル×運賃積算率×国内線倍率2.0>で算出されます。
したがって、
①区間マイルが長い ②割安でも積算率が高い ③時間効率が良い
この3条件を満たす路線を選ぶことが“修行”の近道です。
国内線王道ルート早見表 ―区間マイル・FOP・運賃を一気に確認
往復路線 | 区間マイル (片道) |
獲得FOP (往復・先得75%) |
参考運賃 (ウルトラ先得最安) |
FOP単価 (円/FOP) |
---|---|---|---|---|
羽田⇔那覇 | 984 | 1,476 | 9,800円 | 6.6 |
羽田⇔新千歳 | 510 | 765 | 7,800円 | 10.2 |
伊丹⇔那覇 | 739 | 1,108 | 9,400円 | 8.5 |
区間マイルはJAL公式区間マイル表(2025年1月改訂版)を引用。
羽田⇔那覇FOPは実搭乗報告(2019年11月HND‑OKA普通席)で1,476FOPを確認。
運賃は2025年6月1週目のウルトラ先得最安価格を検索した平均値。
王道ルート3選を深掘り ―メリット・デメリットと到達シミュレーション
羽田⇔那覇:距離最長×運賃安=鉄板コース
- FOP効率が国内最強クラス。先得でも1往復=1,476 FOP。
- 初回搭乗5,000 FOPボーナスを加えると3往復でクリスタル到達。
- 那覇空港はラウンジ・食事処が豊富で“修行旅行”でも退屈しない。
- デメリットは所要時間。片道約150分×往復で1日がかり。
羽田⇔新千歳:時間効率・回数稼ぎに最適
- 片道90分弱で日帰り×複数回が可能。回数基準を狙う人向き。
- FOP単価は10円台と高めだが、
「50回搭乗+15,000 FOP」基準ならクリスタル〜サファイアも現実的。 - 冬季は天候遅延リスクが上がる点に要注意。
伊丹⇔那覇:関西発で最強の距離効率
- 関西在住なら移動コストが最も安い長距離ルート。
- FOP単価は羽田⇔那覇に肉薄(8円台)。
- 8往復+初回5,000 FOPでサファイア到達の黄金比。
- LCC並みの先得価格が出る日が多く、費用を抑えやすい。
費用シミュレーション ―3往復でいくら? 8往復でいくら?
ルート | 必要往復数 (サファイアまで) |
合計FOP | 概算運賃総額 | 備考 |
---|---|---|---|---|
羽田⇔那覇 | 8往復 | 1,476×8+5,000=16,808FOP | 約78,400円 | 海外1往復で50,000FOP超が定番 |
羽田⇔新千歳 | 24往復 | 765×24+5,000=23,360FOP | 約374,400円 | 搭乗50回+15,000FOPを併用 |
伊丹⇔那覇 | 8往復 | 1,108×8+5,000=13,864FOP | 約75,200円 | 関西→那覇→石垣を挟む裏技も |
※海外区間のFOPを加算しない単純計算。実際は国際線1往復で残りFOPを補完するのが一般的。
※運賃総額は往復平均運賃×往復数で算出。
まとめと次のアクション
長距離&割安な羽田⇔那覇は、FOP単価・所要往復数ともに“最強”の王道ルート。
一方、羽田⇔新千歳は搭乗回数基準を狙う人、伊丹⇔那覇は関西在住で費用効率を求める人にベストです。
★今日やることリスト
1. JAL公式サイトで先得最安日をカレンダー検索。
2. 初回搭乗ボーナスを活かす日程で「1日2往復 or 週末1往復」を組む。
3. JALカード(CLUB‑A以上)を発券し、フライト前にショッピングマイルプレミアムを付帯。
ルートを決めたら、あとは予約して飛ぶだけ。
本記事を参考に2025年を「JGC修行元年」にし、ラウンジアクセス&専用チェックインの世界を手に入れましょう!
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