「JALマイルは貯まったのに、特典航空券が全然取れない…」この壁で止まる人、本当に多いです。検索しても“空席なし”ばかりだと、マイルが役に立たない気がして、気持ちが折れますよね。
でも実際は、特典航空券が取れない原因の多くが「探し方」と「条件の固定」にあります。特典航空券は、現金チケットの探し方とは別物です。日付・時間・路線・人数を少し動かすだけで、突然空席が出ることもあります。
この記事では、初心者でも再現できるように、検索前の準備、空席を見つける具体的な手順、取りやすい条件の作り方、家族旅行での分割戦略、そして取れないときの代替案までまとめました。
読み終えたら「取れない」を「見つけられる」に変える型が手に入ります。
なぜ取れない?特典航空券の仕組みを先に理解
特典航空券は「座席数が別枠」で限られている
特典航空券が取れない最大の理由は、そもそも特典枠の座席数が限られていることです。現金で買える席がたくさん見えていても、特典枠が別で少なければ、検索結果は“空席なし”になります。
ここで大事なのは、特典航空券を「普通の航空券と同じ感覚で探さない」ことです。特典枠は“取り合い”になりやすいので、条件を少しずらしたり、分割したり、時間帯を変えたりする工夫が効きます。
まずは「取れないのが普通」と理解したうえで、“取れる条件の作り方”に切り替えると気持ちがラクになります。この前提があるだけで、探し方が一気に上手くなります。
繁忙期は「勝てない戦い」になりやすい
お盆・年末年始・GWなどの繁忙期は、特典枠の競争が激しく、条件が厳しくなります。初心者がここに正面から突っ込むと、ほぼ確実に「取れない」経験になります。
だからこそ、最初の成功体験は繁忙期を避けるのがおすすめです。少し時期をずらすだけで、検索結果の見え方がガラッと変わります。
たとえば、夏休みでも7月上旬や9月など、同じ“夏”でも勝ちやすい時期はあります。繁忙期で取りたい場合は、後半で紹介する「分割戦略」や「路線の回避策」とセットで考えるのが現実的です。
「人数固定」が一番の敵になる
家族旅行で特典航空券が取れない理由の多くは、人数が固定されていることです。特典枠は少ないため、2席は出ても4席は出ない、ということが普通に起きます。このとき「家族全員同じ便じゃないとダメ」と固定すると、検索の当たりが激減します。
解決策はシンプルで、人数の固定を外すことです。大人だけ先に取る、片道だけ取る、現金と混ぜる、近い時間で分ける。こうした柔軟性があると、一気に取れる確率が上がります。次章から、具体的な検索手順を「型」として紹介します。
検索前の準備:ここを整えるだけで当たりが増える
条件は「3段階」に分けて持つ
検索が下手に感じる人は、条件を1つに固定しがちです。
おすすめは、条件を“3段階”で持つことです。
- A条件:理想(日時・便・時間)
- B条件:許容(前後1〜2日、時間帯変更)
- C条件:現実(路線変更、乗継、片道だけなど)
この3段階があると、検索が“探す作業”ではなく“当たりを拾う作業”になります。
AがダメならB、BがダメならCへ移る。迷いがなくなるので、短時間で結果が出ます。
特典航空券は、根性で探すより、条件設計で勝つゲームです。
カレンダーに「前後の余白」を先に確保する
特典航空券は、日付の柔軟性があるだけで取りやすさが大きく変わります。
だから、検索前に“余白”を確保しておくと強いです。例えば「金曜出発にこだわらない」「帰りは日曜固定にしない」など、前後1日でも許容できるように家族と合意しておくと、検索の勝率が上がります。
現実的には、仕事や学校があるので難しい部分もあります。その場合でも「出発は早朝OK」「帰りは夜便OK」など、時間帯の余白を確保するだけでも当たりが増えます。
余白は、空席を見つけるための“武器”です。
「取れたら即確保」の覚悟を決める
特典航空券は、空席が出てもすぐ消えることがあります。
だから、取れそうな枠が出たら「一旦押さえる」判断ができるかが重要です。
ここで迷いを減らすコツは、事前にC条件まで決めておくことです。
「ここまでならOK」というラインがあると、空席が出た瞬間に動けます。
反対に、条件が決まっていないと、家族に相談している間に消えます。
特典航空券は、迷いが最大の敵です。
“取れたら押さえる”ために、検索前の合意が効きます。
空席を見つける検索手順:初心者向けの型
まずは「片道」だけで探すと当たりが増える
往復で検索すると、条件が厳しくなりがちです。
初心者におすすめなのは、まず片道で探すことです。
片道で当たりを見つけたら、もう片道は別日で探す、現金で買う、別路線にするなど、柔軟な組み方ができます。
往復固定でゼロだったものが、片道に分けた瞬間に出てくるのはよくある話です。
特典航空券は、完璧な旅程を最初から作るのではなく、当たりを拾いながら旅程を組み立てるのがコツです。
「まず片道」。これが最初の突破口になります。
次に「時間帯」をずらす:朝・夜が強い
同じ日でも、時間帯で空席状況が変わることがあります。
特に、早朝や夜は敬遠されやすく、特典枠が残ることがあります。
家族旅行では難しい場合もありますが、行きだけ早朝、帰りだけ夜など、片側だけでもずらすと当たりが増えます。
ここでのコツは、時間帯の優先順位を決めておくことです。
例えば「昼が理想、次に朝、最後に夜」など、順番が決まると検索が早くなります。
検索は作業なので、迷いを減らすほど勝率が上がります。
最後に「路線」をずらす:空港を変える発想
どうしても取れない場合は、路線をずらします。
これは「目的地は同じでも、空港を変える」発想です。
例えば、近い空港、前後の都市、乗継などを検討すると、空席が出るケースがあります。
もちろん、移動の手間は増えます。ですが、家族全員分を同じ便で取れないより、結果的に現実的なことも多いです。
路線をずらすときのコツは、C条件に最初から入れておくことです。
いざという時に迷わず試せるようになります。
家族旅行で取るコツ:分割戦略が最強
「全員同便」にこだわらないと取れる確率が上がる
家族旅行で特典航空券が取れない最大要因は、全員同便の固定です。
特典枠が限られる以上、4席が同時に出るのは難しいことが多いです。
そこでおすすめなのが、全員同便のこだわりを外すことです。
例えば「大人は早朝、子どもは昼」「同日だけど便を分ける」など、現実的な落としどころを作ると当たりが増えます。
心理的には抵抗があると思いますが、完全一致を求めるほど“取れない”が確定します。
最初から分割前提にすると、検索が楽になり、結果として旅行が実現しやすくなります。
「大人だけ先に取る」はかなり現実的
分割戦略で使いやすいのが「大人だけ先に取る」です。
大人2席なら空席が見つかることが多く、まず旅程の骨格が作れます。
その後に子ども分を探す、別便にする、現金で補完する、などの選択肢が持てます。
ここでのポイントは、家族内で合意しておくことです。
「取れたら先に押さえる」というルールがあると、空席が出た瞬間に動けます。
家族旅行は“全員同条件”にすると失敗しやすいので、役割分担で突破するのがコツです。
片道だけ特典+片道現金の混合が強い
往復を特典で取ろうとすると、難易度が上がります。
そこで強いのが「片道だけ特典、片道は現金」の混合です。
この方法なら、片道の当たりさえ拾えれば成立します。
特に繁忙期は、往復特典にこだわるとゼロが続きますが、片道特典なら当たりが出ることがあります。
混合に抵抗がある場合は、「帰りだけ特典」など、どちらを特典にするかを先に決めると迷いが減ります。
マイルは“全部を無料にする魔法”ではなく、“家計の痛い部分を削る道具”と考えると、使い方が上手くなります。
それでも取れない時の代替案:マイルを死蔵しない
時期をずらすのが最も簡単で効果が大きい
取れないときの最強の代替案は、やはり時期をずらすことです。
繁忙期を避けるだけで、空席が見えるようになることが多いです。
「旅行の満足度」と「特典の取りやすさ」を両立するなら、前後にずらすだけでも効果があります。
例えば、連休の真ん中ではなく、前後に寄せる。これだけで当たりが出るケースがあります。
旅行は“何月に行くか”も価値の一部です。
勝ちやすい時期に寄せるのは、妥協ではなく戦略です。
特典航空券以外の使い道も「逃げ道」として持つ
特典航空券にこだわりすぎると、取れない期間が続き、マイルが死蔵されがちです。
そこで、逃げ道として「別の使い道」を持っておくと、心理的にラクになります。
たとえば、旅行に近い価値に変える、家族が納得しやすい形に変えるなど、“旅行予算の一部”として回収できる使い道を持つと後悔しにくいです。
使い道の考え方は、別記事で整理しています。
- JALマイルの使い方:https://salaryman-story.com/jal-mile-use
逃げ道があると、特典航空券探しも冷静にできます。
失効が近いなら「小さく使う」で山を崩す
失効が近いのに取れない場合は、特典航空券一本で戦うのは危険です。
このときの現実解は、「小さく使う」を複数回で山を崩すことです。
まとまった使い道が見つからなくても、失効予定の塊が減るだけで、管理が一気にラクになります。
失効対策は気合ではなく、月次チェックで淡々と崩すのが強いです。
月次チェックの型は、こちらの記事でチェックリスト化しています。
マイルを守る仕組みがあれば、「取れない月」があっても、焦らず立て直せます。
まとめ
JALの特典航空券が取れない原因は、多くの場合「条件の固定」と「探し方」にあります。まずは片道で探し、時間帯をずらし、最後に路線をずらす。さらに家族旅行は分割戦略(大人だけ先、片道だけ特典など)を前提にすると一気に勝率が上がります。
繁忙期は勝てない戦いになりやすいので、最初は時期をずらして成功体験を作るのがおすすめです。
それでも取れないときは、特典航空券以外の使い道や失効対策を逃げ道として持ち、マイルを死蔵しない運用にしていきましょう。

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