ゴキブリが嫌いな人は多いと思いますが、私はその中でもトップレベルで苦手なタイプです。
あの黒光り、あの動き、そして時々“飛ぶ”という反則技。できれば一生見たくない…。そんな思いから、徹底的にゴキブリ対策を研究し、7年間、まったく遭遇しない生活を続けてきました。
この記事では、私が実際に行ってきた対策・工夫・生活習慣を包み隠さずご紹介します。誰でもすぐに実践できる内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
私のゴキブリ遭遇ゼロ歴の背景
私は関東圏の築15年の賃貸マンション(3LDK・70平米)に7年間住んでいました。
立地は駅から10分程度、周囲には飲食店やコンビニもあり、条件としてはゴキブリが頻発する状況ではないですが、それでも“1匹たりとも”家の中で見なかったのは、徹底した習慣と準備を続けたからだと自負しています。
ゴキブリゼロのための3つの基本原則
1. 家の中に「エサ」を残さない
私がもっとも意識していたのは、「ゴキブリの好きなものを家に置かないこと」です。これはシンプルですが非常に重要です。具体的には以下のルールを守っていました。
- 調理後はすぐにシンク・コンロ・調理器具を洗う
- お菓子やパンは個包装でも必ず密閉容器に入れる
- 生ゴミは毎晩、ビニール袋で密封してゴミ箱へ
- ゴミ箱には必ずフタをする
- ペットボトル・缶などは洗ってから廃棄
これだけでも、ゴキブリが「住みたい」と思う動機は大きく削げます。
2. 水を極限まで断つ
ゴキブリは水がないと生きていけません。私は毎晩寝る前に以下のことを徹底していました。
- シンク内を空拭きして水滴をゼロに
- 浴室の床や洗面台も拭き上げてから換気
- コップの中に水を残さない
- 排水溝に熱湯を定期的に流す
これらは一見面倒に思えますが、慣れれば2〜3分で終わります。水がなければゴキブリは繁殖できません。
3. ゴキブリを「入れない」「出さない」環境づくり
室内に入ってこないための工夫も多く取り入れました。
- エアコンの配管には隙間パテを使用
- 排水口には防虫キャップを設置
- 換気扇の外側には網を設置
- 玄関ドアの隙間には隙間テープ
特に古い物件ではこうした隙間が多いので、丁寧にチェックすることが大切です。
私が使っていたアイテムとその効果
ゴキブリキャップP1
これは必須アイテムです。私は毎年3月に新品を購入し、家の15〜20カ所に設置していました。冷蔵庫の裏、洗面所の隅、玄関付近、ベランダ、電子レンジの下など、「見えない場所」こそ重要です。
排水口用の防虫キャップ
水回りからの侵入を防ぐために設置。特にキッチンと風呂の排水口に効果大。100円ショップでも購入可能です。
アルコールスプレー
掃除の最後にアルコールで拭き取ることで、ゴキブリの足跡フェロモンや匂いの痕跡を消す効果もあります。私は台所用・床用に分けて常備していました。
ホウ酸団子(市販品または自作)
ゴキブリキャップP1と併用でさらに安心。台所下や押し入れ奥に設置。自作レシピ(ホウ酸+玉ねぎ+砂糖)で作っても可。
実践してわかった継続のコツ
「完璧」を目指さず「習慣化」する
毎日100点満点の対策をするのは正直無理です。私も疲れて帰宅した日は掃除をサボることもありました。それでも“基本”を常に意識することで、大きな対策の抜けを防げます。
気が緩むのは「冬」→ そこが落とし穴
冬は出てこないから油断しがちです。でも実際は冷蔵庫裏などでひっそり越冬しているのがゴキブリ。だからこそ、冬場でも油断せず対策を継続することが大切です。
掃除は「見える範囲より、見えない場所」重視
表面的な掃除ではなく、冷蔵庫の裏や棚の隙間、カーテンの後ろなど、「人が入らない場所こそ徹底的に」やると効果が出やすいです。
まとめ|ゴキブリゼロ生活は“積み重ね”がすべて
7年間、ゴキブリを1匹も見ずに済んだのは、特別な才能でも、強力な薬でもなく、「日々の習慣」と「ちょっとした手間」の積み重ねです。
誰でも、どんな家でも実践できる内容ばかりです。特に賃貸で暮らしている方や、一人暮らし初心者、子どもがいるご家庭にはぜひ取り入れていただきたいと思います。
「絶対にゴキブリを見たくない!」というあなたへ。このマニュアルを参考に、今日から“見ない暮らし”を始めてみませんか?
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