わたしは辛いものが大好きだ。
「中華料理」「カレー」をはじめ「エスニック料理」も辛いものには目がない。
そんな辛いもの好きな私でさえ、この中華料理屋さんには驚いた。本当に体の芯から熱くなる。
そんなHOTな四川料理が頂ける中華料理屋をオランダ・アムステルダムで見つけたのだ。
そう、その四川料理とはルーキン通りに面する「福禄」のことだ。
海外に行くとどうしても日本食若しくは中華が食べたくなってしまう。しかも時差や疲れでピリッとしたものを体が欲してしまうのだ。さらに冬場に行ったときには強くオススメしたい。オランダの冬は激寒で体の芯から熱くなれる四川料理はもってこいなのだ。
●これが1番オススメしたい料理
今回強くオススメしたい料理がこちら。薦めておいてなんだが、料理名は忘れてしまった。
だが、見ての通り辛そうであろう。そう見た目通りなのだ。
鶏肉、鷹のツメ、野菜をふんだんに盛り込み煮込んだ料理。本当に目から火が出そうなくらい辛いのだ。
それでもイタズラに辛いだけではない。むやみやたらに鷹のツメが入ってるだけではなく、上品に味付けされた中の激辛なのだ。
これを食べただけで、ご飯もビールも進んでしまう。なにより体全体が熱くなる。しかも持続力があり、ホテルに戻ってからも熱い自分がいたのだ。
ぜひ、これは時差や疲れた身体にオススメしたい。下手に薬を飲むぐらいなら福禄でこれを頂いた方が良いだろう。一発で疲れや時差、風邪が吹っ飛ぶはずだ。
●Heineken(ハイネケンビール)
乾杯はやはりオランダビールのハイネケン。ヨーロッパシェアNo.1を誇るトップブランドだ。
ビール、グラスともによく冷えていて最高の状態なのだ。
うまいビールを提供してくれるお店はそれだけでポイントが高い。
●お米
オランダにあってお米にありつけた。
どちらかと言うとタイ米に近い感じであったが、それでいてパサパサした感じはなく粘り気があったのだ。
辛いスープに馴染ませ頂くと最高だ。
●じゃかいもの炒め物
じゃがいもと香味の炒め物。
火がしっかりと通っているのに、じゃがいものシャキシャキ感があって上品な味なのだ。
●煮豚(チャーシュー)
このチャーシューは日本のそれと全く異なる食感だ。どこまでも煮込まれた豚肉はトロトロでうますぎるのだ。
箸でしっかり持つことはできるのに、口に入れたらとろける。ボキャブラリーが少なく上手く表現できないが、乱暴に言えば兎に角旨いのだ。この料理も是非、ご賞味頂きたい。全力でオススメするのだ。
●メニュー
こちらがメニュー表。一部しか撮影できなかったが、どうぞ。
見て頂くとわかるが、ズラズラと本格的な中華料理(四川料理)が並んでいる。
下手な日本の中華料理よりレベルは高いし、是非自分の家の近くに欲しいお店だ。それぐらい嵌ってしまった。
●店内(2F)
お店は2階と3階になっており、外観からは想像できないほど広い。トイレは3階にあるのだ。
どちらかと言うと3階は大人数用で2階は少グループを案内しているように見受けられた。
また、店内には中国からオランダに留学されたと思われる学生さんも多数おり、人気の高さが伺える。地元の人も認めた美味しいお店ということろであろうか。実際、アムステルダム中央駅近くにはチャイナタウンも存在しており、そこではなく、少し外れたこのお店にくるのだから、あながち見当違いでもないような気がしている。
ちなみに営業時間はAM11:00~PM10:00で毎日営業しているようだ。
正直ここまでの四川料理を頂けるとは思ってもみなかった。しかもオランダで。いい意味で見当違いであった。
料理の豊富さ旨さ、スタッフの対応、ビールの冷え、どれを取っても満足のいくものだし、また是非伺いたい四川料理屋さんなのだ。
そして冒頭にも書いたが、あの激辛料理は刺激的で身体を活性化させる。くどいようだが、体調が悪いときにぜひ食べて頂きたい逸品なのだ。確実に身体の調子を戻してくれることだろう。
福禄。まちがいなくオランダを代表する四川料理のお店だ。
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