「楽天カードって、審査は厳しいんですか?」
申し込む前にそう気になるのは、自然なことです。
クレジットカードの審査に落ちると、信用情報(いわゆるローンや借り入れの履歴を管理したデータ)に記録が残るケースもあるので、慎重になるのは正しい判断です。
結論から言います。
楽天カードの審査は、クレジットカードの中でも通りやすい部類に入ります。
ただ、「誰でも絶対に通る」というわけではありません。
落ちる人には、落ちるだけの理由があります。
この記事では、楽天カードの審査基準・通りやすい理由・落ちてしまう原因・落ちた後の対処法まで、順番に解説します。
「申し込む前に知っておきたいこと」がすべて分かる内容になっています。
▶ この記事の結論
楽天カードの審査は厳しくありません。年会費無料・審査基準が広めで、初めてクレカを作る人にも向いています。
ただし、過去の延滞歴・他社への多重申し込み・虚偽記載があると落ちることがあります。心当たりがない人は、まず申し込んでみて問題ありません。
楽天カードの審査は、なぜ通りやすいのか
「楽天カードは審査が甘い」という話を聞いたことがある人もいるかもしれません。
さすがに”甘い”という表現は正確ではありませんが、他のクレジットカードと比べると審査のハードルが低めに設定されているのは事実です。
なぜそうなっているのかを理解すると、「自分が通るかどうか」の判断がしやすくなります。
年会費無料カードは審査基準が広い
クレジットカードの審査基準は、カードの種類によって大きく異なります。
ゴールドカードや法人向けカードは、年収・勤続年数・資産状況などを厳しく審査します。
一方、年会費無料のカードは、カード会社が「広く使ってもらう」ことを目的としているため、審査基準を広めに設定していることが多いです。
楽天カードは永年年会費無料。
「まず持ってもらって、楽天サービスを使ってもらう」という設計なので、多くの人が申し込みやすい審査水準になっています。
楽天カードは申込条件がシンプル
楽天カードの公式の申込条件は、以下のとおりです。
- 18歳以上であること(高校生は不可)
- 安定した収入があること(アルバイト・パート・主婦(夫)も対象)
- 本人確認書類を提出できること
「正社員でなければダメ」「年収〇〇万円以上」といった厳しい条件は公式には設けられていません。
アルバイト・パート・派遣社員・個人事業主・専業主婦(夫)でも申し込めます。
学生(18歳以上)も対象です。
楽天グループのデータが審査に活かされている
楽天カードを発行する楽天カード株式会社は、楽天グループの一員です。
楽天市場・楽天銀行・楽天証券など、楽天グループのサービスを普段から使っている人は、グループ内での利用実績が審査の参考情報になる可能性があります。
楽天IDを持っていて、楽天市場での購入履歴がある人は、それが一定のプラス材料として働くことがあります。
もちろん公式には非公開の部分ですが、「楽天サービスをよく使っている人ほど通りやすい」という声はネット上でも多く見られます。
楽天カードの審査で見られるポイント
「審査が通りやすい」とはいえ、審査は行われます。
何を見られているのかを知っておくと、安心して申し込めます。
信用情報(クレヒス)が最重要
審査で最も重視されるのが、信用情報(クレジットヒストリー、略してクレヒス)です。
クレヒスとは、過去のクレジットカードやローンの利用・支払い状況を記録したデータです。
CIC・JICCなど信用情報機関が管理していて、カード会社は審査時にここを参照します。
具体的には、
- 過去に支払いを延滞していないか
- 債務整理(借金の整理手続き)や自己破産をしていないか
- 現在の借入残高はどのくらいか
といった情報が確認されます。
ここに問題がなければ、楽天カードの審査で落ちる可能性はかなり低くなります。
収入・雇用形態は参考程度
収入や雇用形態も確認されますが、楽天カードに関しては「正社員かどうか」よりも「安定した収入があるかどうか」が重視されます。
アルバイトや派遣社員でも、継続的に働いていて収入があれば問題ありません。
専業主婦(夫)の場合も、配偶者の収入を合算して申告できます。
年収の具体的な下限は公開されていませんが、「ある程度安定して返済できる見込みがあるか」という点が確認されています。
申込内容に嘘・ミスがないか
申込フォームに記入する情報(住所・勤務先・年収など)は、信用情報と照合されます。
虚偽の情報を書くのは絶対にNGです。
意図せずミスをした場合でも、審査に悪影響が出ることがあります。
正確に記入することが、審査通過の基本です。
楽天カードの審査に落ちる原因|よくある5つのケース
「審査が通りやすい」と聞いていたのに落ちた——。
そういう場合には、必ず何らかの原因があります。
よくあるケースを整理します。
原因① 過去の延滞・事故情報
信用情報に延滞(支払いが遅れた記録)や、債務整理・自己破産などの事故情報が残っている場合、審査通過は難しくなります。
延滞の記録は、解消後も一定期間(通常5年程度)は信用情報に残ります。
「もう返済は終わっているのに」という場合でも、記録が消えるまでの間は審査に影響します。
自分の信用情報が気になる場合は?
CIC(信用情報機関)のサービスを使えば、自分の信用情報を本人が開示・確認することができます。申し込み前に確認しておくと安心です。開示請求は有料(500〜1,000円程度)ですが、審査に不安がある場合は確認する価値があります。
原因② 短期間での多重申し込み
複数のクレジットカードに短期間でまとめて申し込むことを「多重申し込み」といいます。
カード会社から見ると、「なぜ一度に何枚も申し込んでいるのか?お金に困っているのでは?」と判断されるリスクがあります。
これを「申し込みブラック」と呼ぶこともあります。
申し込みの記録は信用情報に半年〜1年程度残るため、複数枚欲しい場合は1枚ずつ間隔を空けて申し込むことをおすすめします。
原因③ 他社借入が多い
カードローン・消費者金融・他社クレジットカードの利用残高が多い場合、審査に影響することがあります。
「返済能力に対して借入が多すぎる」と判断されると、新たなカードの発行が難しくなります。
特に、収入に対して借入比率が高い状態は注意が必要です。
原因④ 申込情報の記載ミス・虚偽
住所・勤務先・年収などの情報に誤りがあると、それだけで審査に通らないことがあります。
意図せずミスをした場合でも同様です。
申込フォームは丁寧に、正確に入力することが大切です。
「収入を少し多めに書いておこう」という気持ちは厳禁です。
原因⑤ 在籍確認がとれない
審査の過程で、申告した勤務先への在籍確認の電話が入ることがあります(すべての場合に行われるわけではありません)。
このとき、勤務先の登録情報が間違っていたり、担当者が不在で確認がとれなかったりすると、審査が滞ることがあります。
勤務先の情報は正確に登録しておきましょう。
こんな人は審査に通りやすい
逆に、審査が通りやすいのはどんな人かをまとめます。
- 過去にクレカや借入で延滞・事故がない
- 安定した収入がある(正社員・アルバイト・パートいずれも可)
- 他社への借入が少ない(または借入なし)
- 楽天IDを持っていて、楽天サービスをよく使っている
- 短期間に他社への申し込みをしていない
- 申込情報を正確に記載している
これらに当てはまる人は、楽天カードの審査を不安に思う必要はほとんどありません。
「審査が心配だから申し込めない」と悩んでいるより、申し込んでみた方が早いです。
楽天カードの審査期間はどのくらい?
「申し込んでから、いつカードが届くのか」も気になるポイントです。
審査結果が出るまでの時間
楽天カードの審査結果は、最短で数分〜当日中に出ることが多いです。
ただし、申し込み内容の確認や在籍確認が必要な場合は、数日かかることもあります。
ゴールデンウィーク・年末年始などの繁忙期は、審査に時間がかかる場合があります。
カードが手元に届くまで
審査通過後、カードが自宅に届くまでは通常1〜2週間程度かかります。
ただし、楽天カードにはカード番号即時発行サービスがあります。
審査通過後すぐにカード番号が発行されるため、物理カードが届く前でもネット通販やスマホ決済で使い始めることができます。
急いでいる場合は、この仕組みを活用すると便利です。
審査に落ちてしまったら、どうすればいい?
万が一審査に落ちてしまった場合は、焦らず対処することが大切です。
すぐに再申し込みするのはNG
短期間での複数申し込みは、信用情報に記録として残ります。
「なぜ何度も申し込んでいるのか」という印象を与えてしまい、次の審査にも悪影響が出ることがあります。
最低でも6ヶ月〜1年程度は間隔を空けてから、再度申し込むことをおすすめします。
落ちた原因を確認する
カード会社から落ちた理由は通知されませんが、以下の手順で自分なりに原因を確認できます。
- CIC・JICCなどの信用情報機関で自分の信用情報を開示請求する
- 延滞・事故情報・借入状況を確認する
- 他社への借入が多い場合は、返済を進める
- 延滞の記録がある場合は、記録が消えるまで(通常5年程度)待つ
- 状況が改善したタイミングで、再度申し込みを検討する
デビットカードや楽天銀行を先に使う
審査を待つ間にポイントを貯めたい場合は、楽天銀行のデビットカード(楽天銀行デビットカード)の利用も選択肢のひとつです。
デビットカードはクレジットカードと違い、審査なし(銀行口座の開設のみ)で使えます。
楽天市場での利用でポイントが貯まる仕組みもあり、クレジットカードが使えるまでの代替として機能します。
学生・主婦(夫)・アルバイトでも審査は通る?
楽天カードを申し込みたいけれど、「自分のような属性でも通るだろうか」と不安に思っている人もいるはずです。
学生(18歳以上)の場合
18歳以上の学生は、楽天カードに申し込めます(高校生は不可)。
「収入がない学生には審査が通らないのでは?」と思うかもしれませんが、アルバイト収入があれば十分です。
アルバイト収入ゼロの学生でも、親が収入を確認・保証するという形で通過するケースはあります(ただし確実ではありません)。
学生向けの楽天カードという特別な設定はなく、通常の楽天カードをそのまま申し込む形になります。
専業主婦(夫)の場合
専業主婦(夫)でも申し込めます。
配偶者の収入を「配偶者年収」として申告する形で、安定した収入があると見なされます。
自分に収入がなくても、配偶者の収入を正確に申告すれば審査に通るケースは多いです。
アルバイト・パートの場合
アルバイト・パートも申し込み可能です。
「非正規雇用だから通らないのでは?」と心配する必要はありません。
楽天カードは雇用形態よりも、「継続的な収入があるかどうか」を重視します。
週3日のアルバイトでも、安定して働いていれば審査に通る可能性は十分あります。
よくある質問|審査に関する疑問をまとめて解決
審査に落ちると、信用情報に傷がつく?
クレジットカードの申し込みをすると、「申し込みをした」という記録は信用情報に残ります。
ただし、落ちたこと自体が「傷」として残るわけではありません。
問題になるのは、短期間に複数の申し込みを繰り返すことです。
1〜2回の申し込みであれば、それほど大きな影響はありません。
家族に審査のことがバレる?
審査の結果は本人にのみ通知されます。
家族に審査の事実や結果が知らされることはありません。
ただし、カードの明細書や郵便物が家族の目に触れる環境の場合は、受け取り方法を確認しておくと安心です。
楽天カードの審査時間は?土日でも動く?
楽天カードの審査は、土日祝日も動いています。
最短数分で審査結果が出ることもあります(ただし保証はありません)。
在籍確認が必要な場合は平日のみになることがあるため、急ぎの場合は平日に申し込む方が確実です。
複数枚の楽天カードを持てる?
楽天カードは基本的に1人1枚までが原則です。
ただし、ブランドが違う(例:VISA・Mastercard・JCBなど)場合は複数枚保有できるケースもあります。
詳細は公式サイトや問い合わせで確認してください。
まとめ
- 楽天カードの審査は、クレジットカードの中でも通りやすい部類
- 正社員でなくても、アルバイト・パート・専業主婦(夫)・学生(18歳以上)も申し込める
- 審査で最重視されるのは信用情報(過去の延滞・事故歴)
- 短期間での多重申し込みは審査に悪影響があるので注意
- 落ちた場合は、原因を確認してから6ヶ月〜1年後に再申し込みするのが基本
- 審査結果は最短当日。カード番号は審査通過後すぐに発行される
「審査に通るかどうか心配」という気持ちは分かります。
でも、信用情報に大きな問題がなければ、楽天カードの審査を過度に恐れる必要はありません。
年会費無料で始められる楽天カードは、クレカデビューの1枚目としても最適です。
まずは申し込んでみることが、ポイ活への一番の近道です。

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