
今年の正月、私の体重は72kgを超えていた。それが今、63kg台を行ったり来たりしている。
実にこの5ヶ月で9kg近く痩せたことになる。
こう書くと凄い「過酷なダイエット」をしたのだろうと勘ぐられてしまう。
しかし過酷どころか楽勝であった。
ダイエットの代名詞とも言える運動さえ、全くしていない。これは本当の話だ。
体を動かしたと言えば、通勤や子供と公園で遊んだりする程度だ。体重が落ち始める以前となんら運動生活は変わっていないのだ。
では、何が変わったのか?運動はしていないが何かが変わったはず。
物事には何かしら理由があるのだ。
紹介しよう。
●食事制限
やったことは、食事制限。これだけだ。
食事制限と書くと、これまた「強度の強い」ものだと思われてしまうが、全くもって違う。
何も苦痛ではなかったし、負荷は掛からなかった。寧ろ気持ち良く制限できたくらいだ。
では何を制限したのか?
それは、「炭水化物」
これだけだ。
炭水化物は一旦体内に入るとブドウ糖に分解され、吸収されていく。
ブドウ糖に分解ということは、ジュースやお菓子などと全く同じ状態だ。
それを3食、綺麗にお腹いっぱい食べていたらそれは太るわけだ。
しかし、それは一方で仕方ないのかも知れない。
私たちは、子供の頃からお米(炭水化物)はご飯の主食として教育されてきた。主食ということは文字通り、主=メインなのだ。
ますは主食ありきの献立なので、お米(炭水化物)を食べないとはなかなか決断できない。
●なぜ糖は太るのか?
ここまで糖を摂取すると太る。と書いたが、ではなぜ糖は太るのか?明確にそのメカニズムを答えられる人がどれだけいるだろうか?
実は私も炭水化物ダイエットを始めるまで知らなかった。
ただ何と無くこれまで甘い物は太ると言われ続け、それをそのまま鵜呑みにしていただけだ。しかし、炭水化物ダイエットを始めるにあたり、そのメカニズムを調べて見たら実に簡単で腑に落ちるものだった。
簡単に言うと、体内に糖が入ってくると上がった血糖値を下げようとする為、体内にインスリンが分泌される。そのインスリンは中性脂肪の合成を助長するだけでなく、脂肪自体の分解をも邪魔する存在なのだ。
さらに余った糖は即座に脂肪へと生まれ変わるため、体内の脂肪量が増え、太ると言うわけだ。
このあたりを理解すると炭水化物を控える気力も湧いてくるし、効果も高いのだ。
●制限量
では、実際どれだけ制限したのか?
実は、全く摂らなかった訳ではないし、今もお米(炭水化物)は食べている。
量を減らしただけなのだ。
最初のうちは8割程度に量を減らし、徐々にその割合を強めて一旦のだ。
茶碗にこんもり持っていたご飯をフチの部分までにした。そんなイメージだろうか。
量にしたら3〜4口程度だろうか。ほんとそれぐらい極少だ。
でも、実際それだけでも十分効果があるのだ。
今の状態にもよるが、全くダイエットをしていない70kgの男性であれば、一週間以内に2キロ程度は落ちるだろう。これはお約束する。
それぐらい効果があるのだ。
いきなり、全てを替えることは難しい。ご飯の量だって一気に10を0にする必要はないのだ。
それでは負荷のがかかりすぎてしまい、長続きしない。リバウンドするのが関の山だ。
自分でも減らしたことに気付かない程度で進めるのが良い。
10→8→7→5・・・といった具合だ。そして最終的に5を自分の当たり前とするのだ。
まずは、続けられなければ意味が無いのだ。
●運動はたかが知れてる。
ここまでダイエットには食事制限、特に炭水化物を控えるべきだと書いた。しかし本当に運動は必要ないのか?
結論から言うと、減量だけが目的なら必要ない。
減量しつつ、引き締まった身体を手に入れたいなら筋トレを含めた運動が必要だ。
ただ、ある程度の減量であれば食事制限で十分なのだ。
また、運動で消費できるカロリーなんてたかが知れてるのだ。
例えば1時間で消費できるカロリーは、自転車300kcal、ランニング500kcal、水泳800kcal
といった具合だ。
ご飯茶碗1杯で200kcal程度のだし、菓子パンなどは1個で500kcalを超えるものだってある。カップ麺に至っては標準で800kcalだ。
消費させるのは大変だが、摂取するのは簡単。それがカロリーなのだ。
これから夏を迎え、薄着の季節だ。そうなるとダイエットに興味を持つ人も増えてくるだろう。
そういう人に是非お勧めしたいのが、この炭水化物ダイエットなのだ。
短期間でなおかつ簡単に痩せられる。それがこのダイエットの魅力なのだ。
何も断食して痩せろと言いたいのではない。むしろ炭水化物以外の食事は大いに楽しむべきだし、その量も制限する必要はない。
健康的に減量していく。それがこのダイエット方法だ。
身軽になると人は見た目だけでなく、気持ちまで前向きになっていく。
炭水化物ダイエット一つで、体も心も身軽になっていくのだ。
それを是非、アナタにも実感して頂きたい。
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